今日は、古牧あけぼの幼稚園の
年中組(かなりや)から
スタートでした
終了後
長野あけぼの幼稚園に移動し
年少・年中組の
〝わらべうたの時間〟
を行いました
いつものように、子ども達が
〝笑っているか〟で
全体を確かめます
はい、子ども達は
満面の笑顔で遊んでいました
【わらべうたの記録 2024.7.22 古牧】
【わらべうたの記録 2024.7.22 長野】
こんばんは
はらやまです
今日は、古牧あけぼの幼稚園で
年少・年中・年長組の
〝わらべうた〟 を行いました
「おもしろかった~」
終了後の子ども達の感想です
わらべうたって
本当に楽しいですよね
わらべうたの宣伝のため
ホームページのご紹介をします
〝あけぼの幼稚園にわらべうた届け〟
で検索して頂くと
わらべうたの活動日記が
でてきます
明治大学教授の
齋藤孝先生は
伝承遊び(わらべうた)を
「型としての教育」として
型としての教育は
教えるものではありません
まねる、技を盗むという力は
型の流れの中で
鍛えられます
自然に慣れて、それが
身につけばよいという
考えのもとにいとなまれている
活動ですから
まわりくどい説明で
時間を無駄にしないですみます
現代の教育の根本的な
問題点の一つは
「教えるー教えられる」
という関係が中心に
なっていることです
自ら学ぶこと
ましてや「まねる」「技を盗む」
ということがほとんど
教室で行われていません
どうしたら技が身につくのか
という観点が重要なのです
技というものは
本来盗まなければいけない
のですが
現状はまったくそのような
機会がありません
知識を教えようとするので
まねる力、盗む力が育ちません
その結果、全部教えて
もらわないと
身動きのとれない人間を
育てることになって
いるのです
こうした文化のつまった
「型としての教育」を通じて
子ども達の身に刻み込まれる
ものがたくさんあります
これを私は
「宝石をからだに埋める作業」
と呼んでいます
(斎藤孝著『子どもの集中力を育てる』より)
*
私は、斎藤孝先生の著書を
何度も繰り返し読んでいます
先にご紹介した
『子どもの集中力を育てる』を始め
『子どもに伝えたい三つの力』
『身体感覚を取り戻す』の
三冊は
わらべうたの教科書としています
近年、ねばり強さに欠ける
子どもが大変多くなっていて
ねばり強さの欠落は
子どもたちの呼吸の弱さを
あげることができると
斎藤先生は仰っています
息がとぎれとぎれで
弱々しいものであると
どうしても意識もとぎれがち
となってしまう
かつてはみな遊びや
働くことを通して
呼吸を鍛えてきた
呼吸を鍛える上で
グッと息を止める感覚が重要
ちょうど横隔膜が下に押し下げ
られたような力強い感覚です
呼吸は、からだの力強い感覚と
深いかかわりをもって
います
たとえば、ほかの子を
おんぶさせて
からだに力が入った状態を
つくるだけで
呼吸は深く強くなります
おんぶした子どもを
支えるためには
下腹に力を入れなくては
いけません
それが呼吸の強さをつくる
のです
本日は、この
粘り強さを鍛える
おんぶタクシーを
わらべうたに取り入れて
年長組でやったことが
新しい実践でした
【2024.7.4 わらべうたの記録】
2024/07/04
【過去ブログ・わらべうた】
わらべうたって何がいいの?社会人に必要な基礎的スキルを育みます
こんばんは
はらやまです
今日は、長野あけぼの幼稚園の
あけぼのらんどで
〝わらべうた〟 を行いました
小さな可愛いお子さんと
わらべうたで
たくさん遊びましたね
いかがでしたか?
わらべうたって
本当に楽しいですよね
わらべうたの宣伝のため
ホームページの紹介をしました
「〝あけぼの幼稚園にわらべうた届け〟
と検索して頂けば
わらべうたの活動日記が
でてきます」と
その後、古牧あけぼの幼稚園に
移動して
年長組と年少組の
わらべうたを行いました
今日も元気で、みんな笑っていました
こんばんは
はらやまです
今日は、古牧あけぼの幼稚園で
カリキュラム
〝わらべうたの時間〟を行いました
年少・年中・年長組の
順番で
各クラス30分ずつ
いつものように楽しく遊びました
【2024.6.20 わらべうたの記録】
*
3クラスが終わって
遊戯室を出ると
「ヤッホー」「ヤッホー」
「はらやませんせい-」と
私を呼ぶ子ども達の声
あっちからも こっちからも
聞えてきます
モテ期~
年長の前に終わった年中組の
子ども達が
私を見つけてくれたのです
齢65をすぎて
声を掛けてくれるのは
お巡りさんくらいと思って
いたのに
めちゃうれしかった~♪
2024/06/20
こんばんは
はらやまです
今日は、古牧あけぼの幼稚園の
公開保育〝あけぼのランド〟で
小さな可愛いお子さんと
〝わらべうた〟で遊びました
約35分間
ママと遊びを共有しながら
楽しく遊んでいましたね
〝わらべうた〟は
古くから伝わる
伝承あそびですが
今の子ども達に
大変役立つ遊びです
歌だけではなく
身体遊びの要素が強く
究極のコミュニケーションの遊びです
わらべうたの教育力をあげると
他にも
たくさんありますが
今、コミュニケーション能力が
低く
友達と遊べない子どもが
増えています
原因は、乳幼児期からの
遊びの絶対量が
少ないからなのだ
そうです
(対面の遊びも少ない)
将来、人とうまくやっていく力は
小さい頃からの
遊びで
培われます
古牧あけぼの幼稚園の
公開保育が終わり
長野あけぼの幼稚園に
移動すると
ケーブルテレビが
幼稚園に取材に来ていました
わらべうたには
心の響き合う瞬間が
あります
自分の声を響きとして
感じながら
他者の存在を意識して遊ぶ
コミュニケーションの本質の遊び
です
また、身体を共鳴させる
遊びです
人類学者の山極壽一先生は
「言葉以外のこういった
〝身体を共鳴させる遊び〟の
コミュニケーションを増やす
ことによって
身体に埋め込まれている
気持や感情を知ることができて
それによって
総合理解が深まる」
と仰っています
そして「私達は今、この戦争が
蔓延しているように
暴力がいろんなところで
起こっている社会を見直して
これまでにはない
アイデンティティの確立を
目指さなければ
ならないと思っているんです」
と続けられています
教育再生のことですね
こういった遊びをしていると
などの〝育てたい子ども像〟に
近づくような気がして
なりません
今年度も子ども達と
たくさんわらべうたで
遊びたいと思います
2024.6.3
【幼稚園のカリキュラムでわらべうた】
こんばんは
はらやまです
今日は、今年度最後の
あけぼの幼稚園の
わらべうたの時間がありました
年長さんは
「いろはにこんぺいとう」を
元気よく声に出して諳んじてから
「かわのきしのみずぐるま」
「キーリスチョン」
「はないちもんめ」
「おちゃをのみに」
「とおりゃんせ」
「あーぶくたった」の
集団遊びを行いました
「おちゃをのみに」では
相手の目をぎゅっと
みてね、というと
うふふと笑いが起こり
子ども達の表情は
とても生き生きとしました
相手の顔をみて
笑い合う体験を
子ども時代は、たくさんしなければ
いけませんものね
4月から小学生
年少さんの頃から
ずっとわらべうたをやってきました
皆さんが幸せな人生を
歩まれますことを
心から応援しています
このホームページの名前
にもありますが
まさに
「わらべうたは〝平和の匂い〟が
していた」3月5日でした
*
わらべうたは
信頼関係や共感が強化し
深まる遊びです
かつてコミュニケーションは
言葉だけではなく
踊りとか対面とか
身体の同調を伴っていて
それによって
信頼関係や共感が強化したのだ
と、人類学者の山極壽一先生が
仰っていました
対面や身体的コミュニケーションが
どんどん減少してきている
現状に
やっぱり『わらべうた』は
とても良い教育メニュー
だと再確認しました
山極先生は、暴力や戦争を
防ぐ為にも
もっと身体的なコミュニケーションを
増やすことをして 人との信頼関係を
構築するべきだと仰います
そうすると
のだそうです
まさに、わらべうたは
今、取り戻すべき
『教育メニュー』といえるのでは
ないでしょうか
ゴリラと生活を共にし
生態をひもといてきた
世界的な研究者
山極壽一先生のことばが
強く心に響きました
年中さんの子どもと
ゴリラのわらべうた
「しーらんぺったんゴリラ」を
床を鳴らしながら
歌って遊びました
身体が共鳴し
喜びがあふれています
こうして
楽しく遊んだことが
大人になってからの幸福度に
繋がっていると思うと
身が引き締まります
2024.3.5
こんばんは
はらやまです
年長さん、幼稚園最後の
わらべうたを行いました
卒園しても
ずっと応援していることを
挨拶で伝えると
終わってから、何名かが
お別れを惜しんで
ハイタッチにきてくれました
「楽しかった~」と
男の子
「小学校行っても
わらべうたできるかなあ~?」
と女の子
(わっ、そうだよね~
小学校に入ってからも
遊んでほしいな)
私は心から
「小学校へ行っても
やりたいよね~」
と声をかけました
保幼小接続期の
わらべうたは
松本大学教育学部の安藤先生が
モデリングを構築しようと
以前から、研究されておりますが
私も微力ながら
協力させて頂くことに
なっております
子ども達の幸せな社会づくりに
〝わらべうた〟の復活は
是非、必要と考えております
さっき、櫻井翔くんの
全国ご当地ニュースバラエティ
SHOWチャンネルで
『日光東照宮』のことをやっていました
〝陽明門〟に
〝ジャンケン遊び〟や
〝踊りをおどる子ども〟の
彫刻が出てきたのですが
まさに〝わらべうた〟の
風景です
子どものこういった様子は
神社彫刻にはめずらしくて
『平和の象徴』の意味があるそうです
〝子どもが幸せなら
世の中が平和〟
と専門の先生が仰っていました
本当に
この言葉だなぁと
思いました
『江戸セット』
そば屋の出前みたい
ですが、笑
わらべうたの分類に
そういうのがあって
江戸時代の子ども達は
この江戸セットを
路地の片隅で毎日
遊んでいたそうです
江戸セット
わらべうたの85%が
音階やリズムの上で
江戸時代からの
継承らしいです
あけぼの幼稚園の
子どもさん達も
この江戸セットで
たくさん遊びます
*
当ブログ名を
「わらべうたは平和の匂いがした」と
して12年目
わらべうたを遊ぶ
子ども達を見ていると
まさに
平和の遊びだと
思わずにはいられません
改めまして、新年あけまして
おめでとうございます
2024年1月
あけぼの幼稚園 古牧・長野の
わらべうた活動の写真記録です
近年わかってきたことは
こうした幼少期の
〝わらべうた遊び〟を通じた
友達や親とのコミュニケーションは
脳の発達だけでなく
大人になってからの幸福度にも
大きく影響しているそうです
自分は幸せだなあ・・・と
思う
「主体的幸福感」が
高まるのだそうです
自分の努力だけでは
どうにもならない
育ちは
大人になってからの
〝幸福感〟と関係している
と知ると
責任は大きいですね
21世紀初頭
「先の見えない時代」に
子ども達の〝生き抜く力〟
〝幸福感〟を伸ばしてあげたい
微力ながら
一年の計としました
こんばんは
はらやまです
今日は、古牧あけぼの幼稚園で
カリキュラム
〝わらべうたの時間〟を
行いました
年少組 10:15~10:45
年中組 10:50~11:20
年長組 11:25~11:55
でした
松本大学教授の
安藤先生も視察にみえ
益々、張り切った
今年、最後のわらべうたの時間
でした
こんばんは
はらやまです
今日は、古牧あけぼの幼稚園で
わらべうたの時間を
行いました
年少組では
〝おおかみさんいまなんじ〟を
初めて行いました
3歳~4歳児にピッタリの
鬼ごっこです
逃げるときに
キャーっと透き通る
可愛い声が遊戯室に響いていましたよ
転ぶ子どもが多かったので
〝あかちゃんあかちゃんなぜなくの〟
で、足育をしました
わらべうたを歌いながら
足の指の1本1本を
自分でマッサージして
走っても転ばない体を
つくります
その後
布あそびをしました
〝うえからしたから〟で風が吹いて
布をキャッチするところが
とても楽しかったようです
終わりの挨拶がすむと
「またきてね」「だいすき」と
うれしい言葉のオンパレード
やり甲斐のある瞬間でした
次は、年中組の
わらべうたの時間を行いました
11月に入ったので
〝はないちもんめ〟を
行いました
年中組としては
初めてです
指名されて、うれしい表情や
ジャンケンで負けて「ちっ」
くやしい表情が育ちの場面です
わらべうたの力で
子ども達の育ちが
高められているなと思う瞬間が
いくつもありました
どのクラスにも大体一人くらいは
人と手をつなぐことが苦手な
子どもがいますが
「わらべうたは、手をつながないと
遊べないよ」と
いつもの言葉掛けをしながら
楽しいわらべうたの
集団遊びができました
2023/11/01
こんばんは
はらやまです
今日は、古牧あけぼの幼稚園で
〝わらべうたの時間〟を
行いました
年少組、年中組の
皆さんがわらべうたで
たくさん遊びましたよ
松本大学の安藤先生が
久しぶりに
視察にみえるはずでしたが
用事のため
2学期に延期となりました
年中組のうぐいす・かなりや組は
お手合わせの練習を
重点的に行いました
リズムよく
自分と相手の手を
交互に打つリズム打ちです
わらべうたには
たくさんのお手合わせがあります
リズム感の他に
他者と手を合わせる体験ができる
遊びです
近年は、手を繋げない
大学生が増えていると
聞きますが
わらべうたは
〝手を繋ぐ遊び〟といっても
過言ではありません
齋藤孝 著
「子どもの集中力を育てる」
によると
手を繋いだり
体をふれ合わせることは
〝子ども同士の体が一体化する感覚
を知ること〟なのだ
と書いてあります
思いやりとか
他者に対する想像力とか
情操面を育てる上でも
生きてくる遊びなのだそうです
お互いの体の感じが
交流する
相手の体で起こっていることが
想像力を通して
感覚的にわかる
人の体を自分の体のように
内側から感じるために
体を重ね合わせるメニューが
乳幼児期には大切なんですね
本日、年中さんは
背中合わせの
〝おふねはぎっちらこ〟で
身体の重ね合わせをしましたね
子ども達の体は
驚くほどしっかりしていました
〝なべなべそっこぬけ〟では
二人の体がひっくり返った
と思ったら
再びもどった
目をまるくして
驚いている顔が
忘れられません♪
今日のわらべうたの時間は
『確かに、子ども達の魂が歓んでいた』
そんなふうに
振り返りをした次第です
2023/07/26
こんばんは
はらやまです
今日は、長野あけぼの幼稚園の
公開保育、あけぼのらんどで
〝わらべうたで遊ぼう〟を
行いました
お母さんやお父さんと
小さな可愛いお子さんが
たくさん遊んでくださいましたね
抱っこしたり、こちょこちょをしたり
布をもったり、鈴をもったり
とても楽しそうでした
その後、古牧あけぼの幼稚園に
移動して
年長組の皆さんと
〝わらべうた〟を行いました
コロナが5類になって
マスクもはずれ
本来の保育が戻ってきました
はと、つばめ組の
子どもさんは
とても生き生きと喜んで遊んでいました
わらべうたには
年齢に応じたさまざまな遊びが
あります
運動量の多いゲーム的な
わらべうたは
心理的緊張をほぐし
集団全体が打ち解けることができます
また、容易なジャンケンによって
人と関係を結ぶ体験ができます
〝はないちもんめ〟は
指名されることのうれしさなどの
体験もでき
簡単なくり返しの遊びなので
気になる子どもさんも
一緒に遊べる利点があります
〝わらべうた〟は
学級づくりに役立つと
考えています
2023/07/10
こんばんは
はらやまです
今日は、古牧あけぼの幼稚園で
10:15分~
年少・年中組の〝わらべうたの時間〟を
行いました
「はい、今日はこれで終わります」
と私が挨拶すると
年少のひばり・せきれい組さん
「めっちゃたのしかった~」
「あしたもくる?」と
とても可愛い感想です
家庭という〝家族の集団〟から
幼稚園という〝友達との集団生活〟に入って
まだ、2ヶ月半
〝わらべうた〟は
音楽に包まれた空間の中で
楽しみながら
身体を動かし集団関係へと
導いてくれます
この時期は
手を繋ぐことに抵抗のある子どもさんや
鬼ごっこが怖い子どもさんがいます
年少組の前期「わらべうたの目標」は
年中組の前期「わらべうたの目標」は
今、仲間意識、連帯感の希薄さが
育成状の課題となっています
体を十分に動かしながら
「楽しかった~」と
喜びを分かち合い
顔を見合わせて気持ちよさを
一緒に体験することは
仲間意識や連帯感の育ちに
繋がってゆきます
どうぞ、保育に「わらべうた」を!
2023/06/20
【おすすめの記事】
今年度も、あけぼの幼稚園で
カリキュラム〝わらべうたの時間〟が
始りました
今日は、長野あけぼの幼稚園、
来週は、古牧あけぼの幼稚園です
年長組は、継続のわらべうたを
行ってから
後半〝きーりすちょん〟 を
重点的に行いました
年少組は、初めてのわらべうた
と、思えないほど
集中して参加してくれました
鬼ごっこ〝どっちんかっちん〟では
泣いた子が3名いました
これも、怖い気持を立て直すという
よい経験になりますね
次回は、自分の力で克服できた
その誇らしい笑顔に出会えると
思います
年中組は、〝おちゃをのみに〟
と〝おてらのおしょさん〟を
重点的に行いました
年中になると、お手合わせの
練習を始めていますが
もうすでに、5割の子どもができて
いました
〝ゆすりゃゆすりゃ〟で
ぶどうをつまんで食べる仕草が
とても可愛らしかったです
次回も、とても楽しみです
2023/06/01
【おすすめの記事】
こんばんは
はらやまです
私はわらべうたの伝承活動を
しています
あけぼの幼稚園のカリキュラムに
入れて頂き、子ども達に
わらべうたを教えるなかで
毎回、驚きがあります
わらべうたは
子どもの敏感期に
ピッタリ合った教育ができる
本当に見事な遊びなのです
今日は
歴史的ベストセラーといわれる
スウェーデンで
67万部超読まれた
アンデシュ・ハンセン著
『運動脳』より
〝わらべうた〟が子どもの教育に良いこと
特に〝脳の発達〟に効果的だと
いうことをお伝えするブログです
本文に直接〝わらべうた〟という
言葉はでてきませんが
著書『運動脳』で述べている
〝運動〟は
まさに子ども達の〝わらべうた〟です
〝わらべうた〟は
かなりの運動量です
歌だけと思っている方も多い
のではないでしょうか?
わらべうたとは
歌と遊びが一緒になっている
子どもの〝運動〟なのです
わらべうたには10歳くらいまでの
メニューがあって
スポーツ教室に通わなくても
子ども達で
遊ぶことができるように構成されているんです
本文では
〝運動〟と〝学習〟は連動しており
運動をすることで
記憶力の土台ができる
実はそれが、学力テストの順位も
上げるというのですから
著書を読んでみたくなりますよね
科学でも証明された
わらべうた遊びの部分を
本文からご紹介します
*
スウェーデンだけでなく
アメリカの研究チームも
運動と学力の関係を科学的に
明らかにしています
「体力」が知力を決めることが
次第にわかってきているのだそうです
【本文より】
以上、本文からの抜粋でした
*
わらべうたは
庶民が脈々と伝えてきた
「体育」的な
教育システムでもあります
飯島吉晴先生は
わらべうたの全体像を次のように
表現して下さっています
*
いかがでしたか?
今回は、「わらべうたの運動は子どもの学力を伸ばす」
について、著書『運動脳』から
ご紹介しました
子どものIQの半分以上は
遺伝で決まるという
不都合な傾向があったとしても
この〝体育(運動)が子ども達の学力を伸ばす〟
ということを使えば
未来がワクワクしてきます
本文の中にも
遺伝子で「あなたの将来」は
決まらない(p279)と
うれしいことが
書いてあります
是非、まだ『運動脳』を
読んでない方は
読んでみてください
2023/02/09
当ブログ おすすめの記事
こんばんは
はらやまです
今日は、長野あけぼの幼稚園で
年少組と
年中長合同の
「わらべうたの時間」がありました
雪が10㎝ほどの園庭は
1月の終わりの
風景で寒そうですが
子ども達は、大人と違って
大喜びです
年少さんは
布を使った〝わらべうた〟が
終わると、自分でたたんで
ポケットに入れます
出来ないときは
「やってください」と
はっきり意思表示ができます
「ぼく、家で練習したよ」
という子どももいて
とても可愛いです
年長さんは
4月は小学生ですね
年度終わりなので
年中・年長合同で
〝わらべうた〟を遊びました
〝いもむしごろごろ〟は
いっぽ一歩足を踏みならし
床(大地)を蹴って
リズムよく歩くことができました
花いちもんめは
大人数にもかかわらず
上手に楽しんでできていました
年長さんに
それぞれ、どこの小学校に
入学するのか尋ねてから
〝校長先生〟の絵かき唄で
お祝いすると
クスクス嬉しそうに笑ってくれて
良かったです
異年齢なのに
戸惑うことなく、まとまって
遊ぶことができました
楽しい中にも
挨拶や返事など礼儀を
しっかりわきまえていました
担任の先生も子ども達と
楽しい時間を共有していたようです
こんばんは
はらやまです
今日は、長野あけぼのらんどと
古牧あけぼの幼稚園の
年長・年少組の
わらべうたの時間を
行いました
大変 お寒いなか
ご参加ありがとうございました
子どもさんと
たくさん遊びましたね
わらべうたは
〝親子関係が良くなる遊び〟
といわれています
今、圧倒的に人と人との
ふれ合いが減っていることが
指摘されています
ネット経由の付き合いが増え
人と直面するのが
苦手な若者が増えています
乳幼児の頃から
たくさん遊び
〝人と関わりたいんだ〟という
性質を持たせてあげることが
一助となると考え
わらべうたを伝えております
人と関わる力を育てる遊び
〝わらべうた〟は
毎月一回、朝陽公民館でも
行っています
是非、ご参加下さい
お待ちしております
2023/01/23
こんばんは
はらやまです
今日は、長野と古牧を移動して
新年初の
〝わらべうたの時間〟
を行いました
あけぼの幼稚園の
年間カリキュラムに
わらべうたを入れて頂いて
今年で9年目になります
新年が明けても新型コロナの
感染拡大は収まらず
感染者は増える一方で
イヤになっちゃいますが
初心に返って
また、今年も
〝わらべうたの伝承活動〟を
頑張りたいと思います
2010年からわらべうた活動を
始めたので
活動自体は
今年で13年目に入ります
今日も
あけぼの幼稚園の子どもさん達は
元気いっぱい、夢一杯でしたよ~
「楽しかったですか?」と
感想を聞くと
「楽しかった~」と皆がいってから
一人の男の子が
「こんど何曜日?」と
いってくれたのには
驚いたし
とても嬉しかった
年中さんは〝通りゃんせ〟で
つかまるスリルを
楽しんでいました
年長さんは
〝はないちもんめ〟で
勝ったり負けたりするところを
楽しんでいました
戦略も考えていましたね
〝はないちもんめ〟で負けが続き
仲間が減ってしまうので
次は
じゃんけんの弱そうな子を
指名しようとやっていました
わらべうたは
時代を超えて生きているな!
と嬉しくなった瞬間です
江戸わらべうたといわれている
〝通りゃんせ〟を
夢中で遊んでいましたからね~
今は令和5年ですもん
〝いろはにこんぺいとう〟は
年中・年長組とも
3回繰り返すと
すぐに覚え
口に出してそらんじることが
できました
(ラストの〝おやじの禿げ頭〟は
〝お空のお星さま〟
という言葉に変化しています)
この記憶力は
ほんとに驚異的です
暗誦ーそらんじることの大切さを
明治大学教授の齋藤孝先生は
子どもの体に宝石を埋め込む
ようなものと仰っています
歴史の中で吟味され
生き抜いてきた名文を
声に出して読み上げてみると
そのリズムやテンポのよさが
身体に染み込んで活力を
与えてくれる
わらべうたの
〝いろはにこんぺいとう〟は
まさにその名文です
心の力に繋がってくる
日本語なのです
*
ちょうど
子どものコミュニケーション危機についての
新聞記事が
2023年1月16日(月)
信濃毎日新聞に載っていました
わらべうたの教育力と
繋がる内容です
京都大学大学院教授で
著書「ヒトの発達の謎を解く」
「マスク社会が危ない」など
出版されている
明和政子先生によると
【新聞記事から抜粋】
子どもの脳の発達の
「感受性期」に
「わらべうたの集団遊び」は
とても良い仕事をしてくれます
社会性やことばの発達を助け
「脳と心の原型を作る 子ども期の経験」を
豊かなものにしてくれる
遊びです
♪ いろはに こんぺいとう
こんぺいとうは あまい
あまいは さとう
さとうは しろい
しろいは うさぎ
うさぎは はねる
はねるは かえる
かえるは あおい
あおいは やなぎ
やなぎは ゆれる
ゆれるは ゆうれい
ゆうれいは きえる
きえるは でんき
でんきは ひかる
ひかるは おそらのおほしさま☆
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
2023/01/16
こんばんは
はらやまです
今日は、長野あけぼの幼稚園で
〝わらべうたの時間〟を行いました
10:15~10:45 年中組
10:50~11:20 年少組
11:25~11:55 年長組
でした
年少さんは
絵本『かぜビューン』を
見てからの布遊びで
いつもより大興奮
うえから したから
おおかぜこい~で
〝かぜビューン〟を
自発的に面白がっていました
子ども達のなかに
絵本の話が まだ続いていると
感じたので
私は「かぜビューン」と
いってみました
すると、あちらこちらから
歓声があがりました
場の空気はさらに盛り上がり
とても楽しそう
自分の声を響きとして感じながら
周囲の響きも意識して
相手との距離感も感じとる
みんなが面白がっているのを知って
自分も面白がる
コミュニケーションの本質です
最後に、今日遊んだわらべうたで
どのわらべうたが一番楽しかった
ですか?と質問すると
「ぜーんぶ」と答えが返ってきて
とても可愛いかったです
2022/11/17
こんばんは
はらやまです
今日は、古牧あけぼの幼稚園で
〝わらべうたの時間〟がありました
絵本『かぜビューン』で
笑ってもらってから
スタートです
平井信義先生の著書から
「ひょうきんがなぜいいのか」を
お伝えするブログを以前
書いたことがありました
(NO.76 ひょうきんのすすめ「子どもの心の伸ばし方辞典」より)
故 平井信義先生は
ユーモアはとても大事だと
おっしゃっています
笑いが健康に良いことは
みなさんご存知のところですが
子どもさんのすこやかな成長にも
欠かせません
たくさん笑ってもらって
わらべうたのスタートです
今日は
10:15~10:45 年少組
10:50~11:20 年中組
11:25~11:55 年少組
でした
やっぱり どのクラスも
ソフトクリームが顔にべっちゃり
の場面で爆笑です、笑笑
*
年中さんは、お手合わせの
練習をしっかりしましたね
毎年、年中さんの課題として
お手合わせがあります
〝自分相手 自分相手と教えます〟
左利きと右利きの
お手合わせが難しいです
可能でしたら
ご家庭で少しずつ 練習して頂ければ
幸いです
親子の
とても楽しい時間になると
思います
子ども達は、新しいことを
まるでスポンジのように
吸収してゆきます
それを見るたびに
未来に輝く光だなぁと思います
♪ゆきこんこん あめこんこん
みずたのしばいで どろつくどん
をやると
あちこちから笑いが起こりました
この遊びは
歌のリズムに合わせ
歩行するところが大事です
同じ側の手足が
同時に出る歩き方の
子どももいました
歌をうたいながら
リズムにのって歩く練習を
少しずつ
積み重ねていくと
次第に直っていきます
どろつくどん!で
ジャンプし床をドンっと
鳴らすところで
子ども達は
ケラケラ笑いながら
とても楽しそうにに遊んでいました
2022/11/15
NO.76 ひょうきんのすすめ「子どもの心の伸ばし方辞典」より
こんばんは
はらやまです
今日は、古牧あけぼの幼稚園で
わらべうたの時間を行いました
10:15~年少組
10:50~アッピーちゃん
11:25~年長組
皆で、声を一つにして歌い
手足を動かして
リズムを刻みましたね
未就園児のアッピーちゃんも
お母さんと楽しそうに
わらべうたで遊びました
長野あけぼの幼稚園でも
お母さん方に
お伝えしました
子どもは遊びの中で
学んでいきます
幼児期・児童期に
思い切り遊ぶ経験は
共感性や感情コントロール力
コミュニケーション力や
自発性を高めるだけでなく
集中力や想像力を高める
ことにもつながります
わらべうた遊びは
これらの力を高める教育です
ルール感覚を身につける
といった意味でも
利用すべき遊びといえます
例えば、わらべうたの
「花いちもんめ」
「あーぶくたった」
「かごめかごめ」
も、すべてルールの遊びです
楽しい遊びのなかで
誰もがそれに従い守らないと
遊びが成立しないことを
知ってゆきます
大人になり社会に出て
きまりを守ることにつながる
ルールの出発点が
幼児期であり
わらべうたの中で
そのルール感覚を
身に付けることができます
2022/10/18
こんばんは
はらやまです
今日は長野・古牧の両方の幼稚園で
“わらべうたの時間”を
行いました
10:15~年長組(長野)
10:50~アッピーちゃん
11:35~年長組(古牧)
未就園児のアッピーちゃんは
初めての
親子で遊ぶ、わらべうたでした
お母さんに温かく歌いかけられる
ことで、子どもは自分が
大事にされていることを感じ
自己肯定感をしっかり
持てるようになり
愛着が形成されてゆくと
いわれています
歌のリズムで心と心の結び合い
ができましたか?
みなさんと声を一つにして歌い
手足を動かしてリズムをきざむ
とても楽しかったです♪
幼児にとって
遊びは学習と同じかそれ以上に
大事だということが
近年、研究により明らかにされて
います
幼児期・児童期に思い切り遊ぶ経験は
共感性や感情コントロール力
コミュニケーション力を育み
自発性を高めるだけでなく
集中力や想像力を高めることにも
つながります
年長さんは
たっぷり集団遊びをしました
身体を道具にして遊ぶ
わらべうた遊びは
運動能力や他者との関わり方
を教えてくれます
今、子どもの育ちの現状は
などの課題が指摘されています
この、2,3,4に
わらべうた遊びが貢献すると
考えております
たとえば
クラスの中で孤立している子どもも
この遊びで交流できるという
利点もあります
わらべうた遊びは
対人関係と遊びを要素として
含んでいます
遊びによって引き起こされる
運動反応や情動反応(楽しい・わくわくするなど)
によって
しばらくクラスに入れなかった
子どもが
抵抗なくクラスメイトと
ふれ合いがもてるように
なるのに役立つのです
今日も子ども達は とても元気に遊びました
私自身もとても楽しかったです
*
“遊びは 子どもの
人間的発達の基礎として
不可欠なものを生み出してゆく”
わらべうたは本来
子どもから子どもへの
伝承のものでした
大人が介在しないほうが
教育力を発揮しますが
放置しておけば
滅びてゆく運命にあります
できるだけ
幼稚園・保育園の先生が
子どもの中に入って
手がかりや誘いかけを与えながら
最終的にはわらべうたの遊び全体を
子どもの自主的世界にもどしてゆく
そのような願いをもって
実践させて頂いております
2022/10/13
【過去ブログ】
こんばんは
はらやまです
今日は長野あけぼの幼稚園で
わらべうたの時間がありました
すみれ組 10:15~10:45
たんぽぽ さくら組 10:50~11:20
きく組 11:25~11:55
でした
今日の年長組は
〝花いちもんめ〟から
スタートしました
30分の時間のなかで
「はい」という返事が
とても
気持ちよく出来ていました
年長組の年齢になると
遊びを覚えてしまうと
今度はさらに面白くしようと
工夫する子どもが出てきます
わらべうたの〝遊び〟を
習得したからこそ
出来ることと
見ることができます
わらべうたは
そもそも子ども達の手で
アメーバーのように
変化して
現代に伝わってきています
〝お茶をのみにきてください〟で
挨拶を面白く工夫している子
を発見しました!
ふふふ
思わず笑ってしまいます
基本の目をみる挨拶のところは
きちんとやりながら
お辞儀をするところの動作に
少しだけ工夫を加えています
遊びを面白くしようと
しているのです
なんと、外国の社交ダンス・
ボールルームダンスの挨拶を
リズムよく当てはめている
ではありませんか
これを〝ふざけている〟と
注意するのは大間違いで
お見事としかいいようが
ありません
遊びの型の中にリズム良く
ピッタリ当てはめながら
そつなく工夫しています、笑
誰にも迷惑をかけていません
私は笑いをこらえるのに
必死でした
ふと、担任を見ると
その子とペアを組んだところです
「先生、面白いよ~」
わたしは、遠くから
声をかけました
担任はクスクス笑っています
こんばんは
はらやまです
今日は
古牧あけぼの幼稚園で
〝わらべうたの時間〟がありました
あけぼの幼稚園のこども達は
始まりの挨拶をすると「ハイ」と
大きな声で答えます
身体に芯が入る教育です
齋藤先生は、著書のなかで
教育には〝知る教育〟〝身に刻む教育〟が
あると書いています
私は
わらべうたのテンポよく展開する
30分の中で
子ども達の生き生きとした表情を見るとき
わらべうたの〝身に刻む教育〟
の確信をかいまみることができます
この身体表現や身体運動
歌をうたいながら身体を動かす
音楽遊び・体育遊びが
子ども達への〝身に刻む教育〟と
なっているのだなぁ・・・と
(わらべうたは、自分から歌いながらというところがとても自発的な部分で育ちを深めていると思っています)
*
さて、今日は、齋藤孝先生の著書
『子どもの集中力を育てる』の
中から
〝レスポンスする身体〟と
わらべうたを繋げて
考えてみたいと思います
〝レスポンスする能力〟を考えるとき
根本的なからだの問題として
反応応答できる開かれたからだ
になっているか?
が問われてくるとして
齋藤先生は
〝レスポンスするからだ〟は
大人数で育っていたり
集団で遊んだり、活動する中で
自然にやしなわれていくもの
であり
集団で育つと
その空間における密度が
高くなっているので
反応速度も自然と高くなり
その凝縮された空間で遊ぶことが
〝子どものレスポンスの能力〟を高める
としています
これを読んだとき
まさに、わらべうたの
音楽遊び・身体遊びだと
思いました
わらべうたは
〝子どものレスポンスの能力を
高める遊び〟
ということができます!
この〝レスポンスの能力〟は
〝コミュニケーションする力〟と
なり、友達が増え
つき合う人間の幅が広がって
自分自身は活性化し
そのあとの人生があきらかに
豊かなものになる
と書いてあります
人とコミュニケーションする力
齋藤孝先生は著書のなかで、人間の生きる力に関与する、人とコミュニケーションする力は、かつての子ども達の遊びの文化で育っていた、と書いています。その遊びの文化の中に「わらべうた」は含まれています。園児から学童期の集団で遊ぶわらべうたは、まさに〝生きる力を育む〟といえるのです。
レスポンスする身体
【本文より】
現代の子ども達に欠落している能力は、「レスポンス(応答)する身体」であり、それを端的にあらわすのが、まずあいさつができないということです。相手の存在を認知して、こちらから行動し、相手に自分の存在を知らしめる、そういう行為ができにくくなっています。私塾を始めてみて、もっとも驚いたのがそのことでした。最初に、みんながそれぞれの名前を覚えるために、一人ずつあいさつをして、相手の名前や好きなことを言い合うというゲームをやってみたのですが、ぼうっと立ったまま口を開かない、動かない子が半分以上いました。昔なら、そういうゲームを始めようなら、うるさくてかなわないという感じになったのでしょうが、現在は沈黙が支配します。他者に対して、まったくレスポンス(応答)できないか、というと、そうではなくて、知っている人だとそれなりに対応できる。延々と携帯電話でしゃべっている。ただ枠を越えたところに踏み込んでいくのが、苦手になっているのです。しかも、その枠が非常に狭いので、自分と価値観のちょっとでも違う人達を強いプレッシャーに感じてしまう。それが結果として、排除やいじめを生み出す土壌をつくっているのではないかと思います。
自分たちの生ぬるい価値観の中でただよっていたいので、他のものにかかわることに対して、面倒くささを覚える。それで、かかわらなくていいのなら、かかわらなくていいじゃないか、というふうになってくると、他者を受け入れる力がどんどん弱まっていきます。それは、人間の生涯というものを見とおす上で、実はじり貧というべきもので、他に対して、広くやりとりできる能力がそなわっている方が、明らかにそのあとの人生はゆたかなものとなります。つき合う人間の幅が広がりますし、友達が増える、そういう関係性の中で自分自身も活性化していくのです。
本文に書かれている
現代の子ども達に
欠落している能力
〝レスポンス(応答)する身体〟に
ついての箇所です
実は、 わらべうたには
あいさつゲームともいえる
〝お茶をのみにきてください〟
があります
レスポンスするのに恰好の
あいさつの遊びです
今日も、こども達は
キャーキャーいいながら
レスポンス能力を鍛えて
いました
ー挨拶の基本ー
相手の存在を認知し
こちらから行動し
相手に自分の存在を知らしめる
目を見て
あいさつをし
きっちり礼をする
これを
子どもの頃から
遊びで覚えていくのです
今年の年長さんは
コロナの影響もあり
年中の時点で
〝お茶をのみにきてください〟を
あまりやってなかったので
今年は
たくさん遊びたいと思います
とにかく
〝今後の人生を豊かにする〟
〝レスポンスする身体を作る遊び〟
なのですから
*
わらべうたは、現代の子ども達をも
惹きつけてやみません
幼稚園の子ども達に
カリキュラムのなかで教えていて
日々、実感することです
私は幼稚園や子育て教室で
乳幼児から小学校就学前の
子どもさんに
わらべうたを伝承しております
今日も
ノンストップ30分メニューが
終わると、年長さんは
「もっとやりたかったー 」
といっていました
わらべうたは、ルール感覚や仲間意識
コミュニケーション力
身体機能を鍛えるのに
大変 効果があり
わらべうたの言葉は
子どもの身体にリズムを刻み
愉快な気持ちにさせてくれます
歌の効果が心を
ふっくらさせてくれるのです
子どもを全人的に育てる
日本の子育て文化です
今回は、齋藤孝先生の著書を
読んで考えた
わらべうたで育つ
〝レスポンスする力〟に
ついてのブログでした
家庭教育でのわらべうたと
就学前の集団の教育でのわらべうた
どちらの〝わらべうた〟も
子どもさんの育ちに
大変貢献します
最後まで読んで頂いて
本当に、ありがとうございました
2022/07/07
おはようございます
はらやまです
今年も、あけぼの幼稚園で
わらべうたが始まりました!
先週は、古牧あけぼの幼稚園、
今日は、長野あけぼの幼稚園です
わらべうたは
世界の国々にある遊びです
各国の子育て文化となっています
しかし、近年
我が国を始め、欧米においても
わらべうたの伝承の衰退が
問題となっております
本来、子ども同士で遊ぶ
集団遊びのわらべうたは
子ども達が
自ら遊びながら
伝承してきたもので
あるけれど
など、時代の変化で
わらべうたの伝承遊びが
途絶えようとしています
遊び(わらべうたも含まれる)
によって育つ非認知能力が
のちの人生を豊かにすることが
科学で明らかになった時代に
大変 残念なことです
子どもを健やかに育てるために
〝教育力のある〟わらべうたを
どのように取り戻していくか?
課題になっています
私は
わらべうたは
子ども同士で遊ぶわらべうたと
乳幼児の家庭教育における
わらべうたに大きく分けられます
子ども同士で遊ぶわらべうたは
本来
大人が介在しない
自由な遊びのなかで
素晴らしい教育力を発揮する
ことがわかっています
しかし、まず第一歩は
カリキュラムのなかで
大人が介在し
わらべうたの伝承の衰退を
ストップすることから
始めないと・・・
大人が介在しても
わらべうたは
驚くほどの教育力を
発揮してくれます
お時間のある方
過去ブログ『わらべうたの教育力とは』
のまとめページを
ご覧頂ければ幸いです
(文末に貼っておきます)
下手な例えで恐縮ですが
私は趣味のガーデニングで
最近は、種から育てる醍醐味を
勉強しています
蒔かなければ存在しない花も
種を蒔けば
必ず 何割かは芽を出します
(初心者なので6割~7割くらい)
あけぼの幼稚園で
〝わらべうた〟をカリキュラムに
入れて頂いて
8年目のスタートです
(2015年から)
これから
幼稚園へ行って
未来を担ってくれる子どもさん達に
わらべうたの伝承をしてきます!
行ってきま~す
【全員ではありませんが、子ども達が出来たこと】
【過去ブログ】
↓
2022/06/10
こんばんは
はらやまです
いつもブログを見て
頂きまして
ありがとうございます
今年度は
〝きよみずの観音様〟を
年長・年中さんに
入れています
〝きよみずの観音様〟の
最後に
手を合わせ礼をする
仕草遊びがついています
明治大学教授の齋藤孝先生は
「きっちり礼をする」
ことについて
次のように仰っています
私はこれを読んで
とても素敵だなと
思いました
清水の観音様に、将来、子どもさん達が修学旅行などで訪れたときに、もしかしたら、あけぼの幼稚園で歌ったこのわらべうたを思いだしてくれるかもしれない、という、ウキウキする当て込みもあります。また、きっちり礼をするという習慣が小さいころから身につけば、将来心をコントロールすることにも繋がって、その社会はきっと平和になる。という願いもあります。ですから、最後の観音様に手を合わせる仕草のところは、私自身、いつも気を引き締めて、自分の心をコントロールするような気持ちで礼をしています。今年の大晦日〝ゆく年くる年〟は、京都 清水寺からスタートしました。日本の代表的なお寺です。
他にも
〝礼をする〟わらべうたが
あります
〝おちゃをのみにきてください〟です
挨拶のところを歌うとき
深々と頭をさげ
心を込めて礼をするように
教えます
「挨拶は先生やお友達と
仲良くなるための
一番の方法だよ」
とコメントしたりもします
そしてしっかりと目を見る
ことも教えます
遊びながら
人との挨拶を練習できるなんて
こんな素敵な話はありません
こうした積み重ねが
将来、自分以外の相手を
理解する力や
自己コントロールする力
となっていくのだろうな
と思っております
2022/01/17
こんばんは
はらやまです
先回のブログに続いて
齋藤孝先生の著書
『子どもに伝えたい〈三つの力〉』
より、わらべうたの
教育力について
探っていきたいと思います
先回は〝まねる技を盗む力〟
でしたが
今回は〝型の効用〟についてです
*
わらべうたは
型で伝承されています
やさしい型から
難しい型があります
メモ
今日は
わらべうたの教育力を探るため
この〝型の効用〝に
焦点をあててみる
ブログです
(齋藤先生は、著書のなかで〝わらべうた〟と、直接書いていませんが、伝承の型にわらべうたも含まれます)
わらべうたを
覚えるために
一生懸命反復練習をして
その「型」を遊んだ結果が
将来 何十倍にもなって
その子の人生に益をもたらすと
したら…
こんな素晴らしいことは
ありませんね
たかが、子どもの
遊びに、あなた大げさですよ
思う方もいらっしゃる
でしょう
確かに
子どもの遊びではありますが
〝子ども達は遊びで学習していきます〟
近年、非認知能力ということが
世界に認められ
子どもにとって
〝遊び〟は〝学習〟と同等か
それ以上に大事だということが
多くの研究者により
明らかにされています
私はわらべうたを伝承して
います
この〝型の効用〟も
しっかり
押さえておかないと
いけないのです
*
これも〝型の効用〟ですね
型って
改めてすごいんだな、と
思います
時代を超え
現代に生き残っている
この伝承の遊びである
〝わらべうた〟の
その背景に 型の力がある!
*
幼児教育のなかで
〝手遊び〟はかかせません
わらべうたの特徴は
〝手遊び〟もあるけれど
それだけに留まらず
〝身体遊び〟というところに
教育力の広がりがあります
歌をうたいながら
同時に手足や身体を動かすと
前頭前野の刺激になり
脳が活性化することも
研究者により明らかにされてきました
実は、わらべうたなどの集団で遊ぶ
昔遊びは、ただの遊技ではなく
脳トレだったのだそうです
(篠原菊紀先生の著著)
遊びがエネルギーの発散
だけでなく
脳の刺激となり
身体への刺激となって
すくすく育つ!
心身の発達に
わらべうたが良いことが
脳科学の研究によっても
わかってきたということです
*
あけぼの幼稚園で教えて
7年目になります
これからも
益々、楽しみです
第一回目の活動日記が
出てきました↓
お時間がある方
覗いて頂ければ幸いです
*
型についての過去ブログもありました↓
お時間がある方
覗いて頂ければ幸いです
NO.305 子育ての「型」は一定のレベルまで引き上げてくれる
こんばんは
はらやまです
今日は
秋晴れの大変気持ちのよい
お天気でしたね
10:15~10:45 年中組
10:50~11:20 アッピーちゃん
11:25~11:55 年長組
長野あけぼの幼稚園で
一昨日の古牧につづいて
〝わらべうたの時間〟を
行いました
本日
松本大学の安藤教授が
わらべうたの視察に
いらっしゃいました
安藤先生は
2019年から時々
わらべうたの研究に
来て下さっています
今回は
新しい論文を完成され
園長先生に届けていました
私も頂戴し
家に帰ってから
ワクワクしながら
読ませて頂きました
「有り難き幸せ!」
とはこのことです
私が実践させて頂いている
あけぼの幼稚園での
わたべうたの活動が
〝論文〟として
形に残ったのですから ^ ^
論文を拝見すると
私の行った
コロナ以前(2年前)の
〝わらべうたの時間〟が
研究内容となっています
論文には
と書いてあります
まだ、仮の段階なので
今日はここまでですが
先生から連絡を頂いたら
このホームページにも
掲載させて頂こうと思います
「お寺のおしょうさん
スカイツリーまで
変化したんですね」と
先生は仰いました
「はい。本当に不思議ですが
誰が最初にやり出したのか?
確か…4年ほど前に
長野あけぼの幼稚園の
年長児から教えてもらったのが
最初になります」
*
今日のわらべうた
子ども達は
ちゃんと経験できたかな?
↑ なんて楽しそう ^ ^
また、コロナ禍以前のように
皆で手を繋ぎ
思い切り
わらべうたで遊べる日を
待ち望んでいます
*
ビオラの種まきの話を
アッピーちゃんの
お母さんにしましたので
写真をちょこっと
ご紹介
こんばんは
はらやまです
今日は秋晴れの
大変気持ちのよい
お天気でしたね
古牧あけぼの幼稚園で
10:15~10:45 年少組
10:50~11:20 アッピーちゃん
11:25~11:55 年中組
カリキュラムのわらべうたを
行いました
天気が良いと
心もウキウキします
子ども達だけでなく
園庭の小鳥も
路傍の花も
皆、笑っていました
平和です!
年少組は
3クラス合同でした
大人数にもかかわらず
とてもまとまって出来ました
ちょうど
大きな一重円ができていたので
最後に2回だけ
〝通りゃんせ〟を
行いました
鬼になって
驚いてしまい
泣いた子がいましたが
私たちも昔
遊びでそういう体験をして
大人になりました
成長するために
必要な体験といえます
*
年中組では
コロナで封印していた
〝ひらいたひらいた〟の
身体遊びを行いました
大喜びです♪
やっぱり
手を繋ぐことって
とても大切ですね~
最初は 5人組を
たくさん作って
最後に
2クラス全員で
まとまった一重円になって
それは見事な
〝ひらいたひらいた〟に
なりました
〝こどもとこどもがけんかして〟の
手遊びも
丁寧にやってみました
できなかった子どもも
できるようになり
その喜びの表情が
素晴らしかったです
〝ちゃつぼ〟も
丁寧にやりました
〝いもむしごろごろ〟は
今まで横移動で
一歩あるきをしていましたが
今日はしゃがんで
前進あるきを試みました
(本来は、数珠つなぎになってしゃがんで前進する遊びです)
リズムが体に染込みましたね
年少さんも
立てに落ちる脈動で
一歩いっぽ 横移動が
上手にできていました
力強く大地を踏みしめる感覚は
生きていく上で
とても大切な力になります
私たちは
挫折しそうになり
困難を乗り越えるとき
グッとお腹に力を入れて
それを乗り越えなければ
なりません
大地を力強く踏みしめる感覚を
どうぞ
〝わらべうた〟のなかでも
体験してみてくださいね
2021/11/02
こんばんは
はらやまです
先週に引き続き
本日も、あけぼの幼稚園で
わらべうたの時間を行いました
10:15~10:45 年少さん
10:50~10:20 アッピーちゃん
10:25~10:55 年少さん
でした
ひばりさん、せきれいさん
ちどりさん
年少組の皆さんは
元気よく、そして
ハッキリした歌声で
とても楽しそうに
遊んでくれました
今日は
〝すってんてれつく〟を
お面をつかって
丁寧にやりました
そして
〝歌をうたいながら体を動かす〟
ということも
しっかりやってみました
子ども達は
歌が大好きなようです
なんて自然な
可愛らしい歌声でしょう♪
この世界は
本当に素晴らしい~♡
家庭から幼稚園という
集団に入って
半年が過ぎ
クラスは目に見えて
まとまってきました
先生方のご苦労が
想像できます
布を使ったわらべうたでは
宙に舞った布を
キャッチして
本当にうれしそうでした
私は、体育短期大学の
保育科で
保育を学びました
わらべうたは
歌と遊びでできていますが
どちらかというと
今まで私は
歌というよりは
遊びのもつ
社会性の発達や
体を動かす運動的なことに
力が入っていました
しかし
コロナ禍となり
感染対策のため
手を繋ぐ集団遊びを
計画から外してみると
歌の持つ力を
改めて知ることになったのです
コロナ禍の目標を
次のように掲げました
音楽評論家の
湯川れい子さんは
『音楽力』という本のなかで
日本が左脳教育という
教育システムになってから
五十年
受験勉強を子どもたちに強いてきた結果
思い切り体を動かすこともなく
左脳教育の毒素にやられてしまった
大事なことは
ほんとうに小さいときから
広い空間の中で
思い切り体を動かして遊んだり
スポーツをしたり
踊ったり歌ったりする機会をたくさん設けて
感性を育てることが大切であり
音楽や遊びの重要性を
見直すべきときが
来ていると仰っています
なぜなら
音楽は、右脳と左脳の両方に
働きかける要素を持っている
からです
とのことです
10月に入り
コロナ感染状況も
なんとか落ち着いてきました
いよいよ
本来の〝わらべうた〟を
子どもたちに届けられる日が
近くなってきましたよ
職員室を出ると
おや?
懐かしい 美しい
メロディーが
流れてきました
この曲知ってる…♪
えっと、なんだっけ?
あっ!
嵐の〝ふるさと〟です
あまりの美しさに
私は足をとめ
目をつむりました
年少の先生がピアノで
奏でているのです
久しぶりに聴いた
ピアノの〝ふるさと〟に
私は骨抜きになりました
担任の先生は
櫻井君のファンなんですって
私は松潤です
音楽が空気を浄化するって
本当かもしれない
改めてそのように感じました
2021/10/19
過去ブログ↓
こんばんは
はらやまです
今日は
あけぼの幼稚園(古牧・長野)で
〝わらべうたの時間〟を
行いました
朝、長野あけぼの幼稚園に
到着すると
「今日はいいお天気で
気持ちがいいですね~」
何人もの先生が
声をかけて下さいました ^ ^
出来ているようで
なかなか出来ないこと
挨拶の基本をみて
感心するやら 嬉しいやら
とても幸せな気持ちになりました♡
朝から
わらべうたの事ばかり考えていて
そっか~
見ているようで
見ていなかった天気…
下ばかり向いていた;
改めてことばの力を
実感しました
よし
頑張ります↺
子ども達が来るのを待って
いる間
窓から道路を眺めると
ポエムです♪
電信柱がエントツで
雲が煙りになっています~笑
この素晴らしき世界!
なんて素敵でしょう
本日は
長野 年少さん 10:15~10:45
長野 アッピーちゃん 10:50~11:20
古牧 年長さん 11:35~12:05
でした
わらべうたには
子どもがうまく育つように
さまざまな工夫がちりばめられて
います
皆で声を一つにして歌い
手足を動かしてリズムをきざむ
日本の原初的な歌や
ことばに触れながら
ひとつの場所で気持ちが揃い
仲間意識、帰属意識
他人を配慮する気持ちが
育って行きます
「声を出して一緒に歌いましょう~」
と声をかけると
子ども達は
楽しそうに歌います
歌が子ども達の心を結び
もちろん
保育者と子どもの心も
結びます ^ ^
遊戯室の窓から
晴れ渡った空をみたとき
ルイ・アームストロングの
この素晴らしき世界
の歌詞を思いだしました
この素晴らしき世界【和訳】
私には緑の木々が見える
赤いバラの花々も
私と君のために
咲いているんだ
そしてひとり思うんだ
なんて素晴らしい世界だと
私には青い空が見える
白い雲も
輝き祝福された日
暗い神聖な夜
そしてひとり思うんだ
なんて素晴らしい世界だと
虹の色彩
空にあって何と可愛らしい
行き交う人々の
その顔にもあって
私には友人たちが握手しているのが見える
「ごきげんいかが?」って言ってるよ
彼らは本当は言ってるんだ
「愛してます」って
私は赤ちゃんたちの泣き声が聞こえる
彼らの成長を見守ろう
彼らはより多くを学ぶだろう
私が知るだろうことよりも
そしてひとり思うんだ
なんて素晴らしい世界だと
そうさ ひとり思うんだ
なんて素晴らしい世界だと
素敵です~♪
2021/10/14
こんばんは
はらやまです
今日は
古牧あけぼの幼稚園で
わらべうたの時間を行いました
お天気も良く
大変気持ちの良い
秋の一日となりました
さて~
新たな発見があったことを
記録に残しておかなければ
なりません
いつもは私が
ほとんど前に立ちますが
担任の先生にやってもらうことを
増やしました
するとどうでしょう…
子ども達が
すごくうれしそうなのです
当然のことといえば
なるほど…
そうなのですが
実は
クラス運営に役立つのが
わらべうたなのです!
友達と同じ遊びを
しながら
楽しさを共有することで
いつしか
クラスの一員
という仲間意識が
できてゆきます
それに一役かっているのが
〝わらべうた〟という
遊び歌
子ども同士
そして
担任と子ども達
歌が心を結んでいきます
教材というと
語弊があるかも知れませんが
教育的効果の高い
保育教材としての
〝わらべうた〟です
*
コロナ対策で
手は繋げないけれど
通りゃんせをやってみると
やっぱりね!
本当に子ども達は楽しそうです♪
おや、いつもと違うのは
自ら子ども達が歌っているのです
怒鳴ることなく
自然な声で
よく声が出ています♪
ふと、かつて
空き地や神社の境内で
遊んでいる
子どもらの姿が
浮んできました♪
わらべうたは、生きているな!
と思いました
こっちまで
楽しくなります
今年は
あーぶくたったの
表現をたくさんやっています
やっぱり生活に密着した仕草を
遊戯に着目して
ごっこ遊び することは
子どもの発達に
必要なことだなと
満面の笑顔をみて、再確認しました ^ ^
2021/09/07
こんばんは
はらやまです
今日は、新学期初
〝わらべうたの時間〟を
行いました
あっ、という間の
カリキュラムに
「楽しい時間はすぐ終わる~♪」と
年長さんのことばです
いつも、できるだけ
盛り上がりを見せながら
次回に期待が持てるように
終わるようにしているのですが
さて、今日はどうだったかな?
〝わらべうた〟って
結構、運動量があるんですよ
研修会などで
先生方にお伝えすると
「疲れた~」といって
驚きます
実は、発散という意味でも
現代の子ども達に
大変よい遊びなのです
明治大学教授の
齋藤孝先生によると
のだそうです
〝わらべうた〟には
乳幼児向けのものから
園児~学童期のものと
年齢にあわせた
たくさんの遊びがあります
このように
幼稚園で遊ぶ〝わらべうた〟は
社会性を育んだり
リズム感覚、運動機能の発達
言葉の経験、歌の経験
に役立ちます
また
〝人との関わり方〟や
〝集団生活のルール〟を
学べるよう
さまざまな工夫がちりばめ
られています
例えば
本日やった〝きーりすちょん〟は
といった
ルール感覚が
遊びながら楽しく学べます
*
「きーりすちょん♪」と
楽しくてケラケラ 笑っている
子ども達の顔が
忘れられません
〝わらべうた〟は
遊べば遊ぶほどに
新たな発見ができてワクワク
します
群れで遊ぶことの
少なくなった子ども達に
それを取り戻すカギを握って
いるのは〝わらべうた〟
なのではないでしょうか~
2021.9.2
こんばんは
はらやまです
今日は
古牧あけぼの幼稚園で
一学期最後の
〝わらべうたの時間〟を
行いました
年中組 10:15~10:45
年少組 10:50~11:20
年少組 11:25~11:55
パンデミックの今だからこそ
古き良き文化が
子どもの育ちを助けます
わらべうたという
肉声の歌が
子ども達を温かく
包み込みます
わらべうたの
2拍子のリズムって
気持ちが揃うんですよね~
一歩 一歩
歌いながら踏み出す
足の動きと2拍子のリズム
わらべうたが
子ども達の集団を
一つにまとめてゆきます
一歩 一歩…
今日は
小さい年少さん
個人持ちの布を使って
楽しく遊びましたね
〝ひらいたひらいた〟
でキレイなお花ができました♪
年中さんは
〝いもむしゴロゴロ〟を
遊びました
いもむしゴロゴロは
いろいろに遊べるんですよね
年少さんから
少しずつやって
年長になったら
つながり遊びのゲームを
します
数珠つなぎの
いもむしゴロゴロは
江戸時代もやっていたん
ですよね
しゃがんでつながって
けっこうバランス感覚
鍛えられます~
子どもの心と
身体を育む〝わらべうた〟♪
わらべうたという音楽に
包まれた空間の中で
子ども達は
身体を動かし
遊びながら
集団関係へと導かれて
いきます
こんばんは
はらやまです
今日は、長野あけぼの幼稚園で
〝わらべうた遊び〟を
行いました
年中 10:15~10:45
年少 10:50~11:20
年長 11:25~11:55
わらべうたという
音楽に包まれた
空間の中で
今日も、子ども達は
身体を動かし
集まったり
鬼ごっこしたり
日本の原初的な歌にふれながら
一つの場所で
気持ちを揃えて
遊びました
(コロナ禍の配慮、引き続きしております)
仲間意識・帰属意識
他人を配慮する気持ちなども
〝わらべうた遊び〟は
育てます
また、幼児が表現し
つながる楽しさを味わうため
遊びでもあります
子どもが喜ぶわらべうたの
リズム性は
どうやら
日本人という民族の
私たちの体にあらかじめ
プログラムされている
らしいのです
何より、わらべうたには
子どもがうまく育つ
さまざまな工夫が
散りばめられています
久しぶりに
『わらべうたが子どもを救う』
という
著書を読み返してみました
やっぱり!
今だからこそ
このパンデミック時代だからこそ
〝わらべうた〟を
教育に取り入れるべきだと
思いました
子ども達は今
圧倒的に人間の体験が
不足していると
いわれています
核家族化して
地域社会との関わりが減り
兄姉が減ったからです
わらべうたの教育的効果は
たくさんありますが
一つにこの、人間の体験をたくさん
させてあげられる
ことにあります
子どもの社会性の発達は
群れで遊ばせることで
より良く育ちます
このパンデミックの火は
消えても
再びパンデミックは
やってくるだろう
超パンデミック時代がくると
専門家の先生はいっています
このまま〝密を避ける〟
〝相互の接触を減らす〟
そのような生活が
くり返されれば
子ども達の育ちはどうなって
しまうのだろうか?
手をつながない若者が
増えたら
どうなるだろう?
殺伐とした世の中にならない
だろうか?
社会性の育ちが
心配でなりません
音楽に包まれた空間のなかで
自分たちで声をだして
歌いながら
群れになって遊ぶ
〝わらべうた遊び〟は
子どもの育ちを助けてくれる!
今日も、そのように確信しました
子ども達は
「え!もう終わり~?」
「楽しかった~」
とお部屋に帰っていきました
やっぱり
新しいものを求めると同時に
古きよきものを尊ぶ
両方のアクションが必要に
なってくる時なのだと
思いました
2021/07/09
こんばんは
はらやまです
昼間
長野あけぼの幼稚園で
〝わらべうたの時間〟を
行いました
今日も
「えー?もう終わっちゃうの~」
とわらべうたの終わりを
告げると
子ども達から
残念がる声が…
嬉しかったですね♪
わらべうたって
古くから伝わる
子どもの遊びですが
令和の時代になっても
大人気です
(๑¯ω¯๑)
年少さんで
鬼ごっこが恐くて
泣いちゃった子どもさんが
一人いました
お部屋に戻るときに
声をかけました
恐かったの?
「うん」といいました
わらべうたは
人間の体験ができる
大変良い遊びだといわれていますが
この恐いという体験も
成長のなかで欠かせないものです
もちろん適度ということですが
年長組 10:15~10:45
年少組 10:50~11:20
年中組 11:25~11:55
終わってから
私の荷物を玄関まで
運んでくれました
本当にありがとう!
〝おもてなし〟って
こういうことなんだな…
でもできていない
自分がいます
私も、見習って
忘れていた
〝おもてなしの心〟を
実践したいと思った次第です
ありがとうございました
※年長さんは〝でんでらりゅうば〟の〝グー・おやゆび・チョキ・うさぎ〟を、先生とやって下さいね。できる範囲でいいです。無理しなくていいですよ
2021/06/14
こんばんは
はらやまです
人は小さい頃から
身に付けなければ
いけないものがあります
〝わらべうた〟は
子どもの発達にどのように
影響するのでしょうか?
昨今、子どもの社会性の
育ちが危機に瀕していると
いわれてきましたが
コロナ禍で
さらに危惧されております
私は〝わらべうた〟の
伝承をしております
改めて〝わらべうた〟が
教育に良いということを
考えてみた今日のブログです
こうやって
少しみただけでも
本当によくできた
〝わらべうた〟です!
子ども達に
たくさん遊んでもらいたいです
コロナ禍が
収束しても
新しいウイルスとの戦いは
ずっと続いていくだろうと
テレビでやっていました
やはり、日本には
日本なりの古い伝統の中に
残すべき良いものがあります
日本文化の伝承を
もう一度考え
わらべうたが子どもの育ちに
貢献できるよう工夫して
残っていけばいいなと
思っています
2021/06/12
こんばんは
はらやまです
今日は、暑かったですね
チョウが
花々の間を飛び回って
小さな命の輝きに出会える
季節です
さて、今日は
古牧あけぼの幼稚園で
今年度最初の
〝わらべうたの時間〟がありました
小さな子ども達の
命の輝きに圧倒されながら
幸せなわらべうたの指導を
させて頂きました♪
【わらべうたの時間】
はと 10:15~10:45
つばめ 10:50~11:20
かなりや 11:25~11:55
コロナの感染対策中です
あと少しだけ
頑張りましょうね~
コロナが終わったら
いっぱい いっぱい
お手合わせして
友達と触れ合って
花いちもんめをやって
あーぶくたったをやって
遊べますからね~
今日は、年長・年中組でした
「時間になったので
終わりになります」と
話すと
「えっ!もう終わり?」
「楽しかった~」と
大変うれしい声を聞く
ことができました
わらべうたって
楽しいもんね~
遊びながら音楽の楽しさや
社会性が身につく
大変よい遊びです
今日は
複雑な手遊びの
〝でんでらりゅうば〟を
覚えましたね
それから
足ジャンケンの
〝じゃんけんぽっくりげた〟や
〝なかなかホイ〟を
足でやりました
初めての事に
挑戦し、出来たときの
達成感にあふれた表情は
本当に素晴らしいです
諏訪東京理科大学教授の
篠原菊紀先生の実験では
昔遊び(わらべうたなどの集団遊び)は
脳を刺激する遊びであり
遊んでいると
血流量が増え
脳を活性化させることが
わかりました
本日のわらべうたで行った〝でんでらりゅうば〟や〝ちゃつぼ(両手)〟はリズムに合わせて手を動かしながら危なそうになって何とか順番を考えるときに脳の司令塔である「前頭葉」がぐっと働くのだそうです。指先の運動で大切なことは①両手を同時に使う②指をすばやく動かす③ふだん使わない指の動きをする④指先の皮膚の感覚を鋭敏に保つということだそうです。「手は外に飛び出した脳」「手は第二の脳」といわれ、手先や指先を動かすことで、前頭葉、頭頂葉(体性感覚野)が刺激され、活性化するそうです。※前頭葉の働きは「人間らしく生きていく上で大切な部分」であり、思考や行動中枢となり、人格を発達させ感情や行動を考える機能があり、コミュニケーション能力と関係する部分です。
〝ぐー・おやゆび・ちょき・うさぎ〟を
先生と一緒に
練習しておいて
くださいね♪
次回、また元気な
笑顔に出会えるのが
楽しみです
こんばんは
はらやまです
今日は
古牧あけぼの幼稚園の
〝わらべうたの時間〟
でした
「暖かいですね~」
なんて、挨拶してたら
途中から大雨になって
午後には雪が降って(´皿`;)
ぶるぶる…
年中さんは
4月から
年長さんですね
今年度は
コロナ対策で
様子を見ながらの
一年でしたから
わらべうたの時間が
減りました
来年度は期待したいと
思います
「明日、わらべうたがあるから
休みたくな~~い…」と
風邪をひいても楽しみにしてくれる
そんな幸せな日々が
戻りますよ~に!
【メッセージ】将来、ほんとうに落ち込むことがあって、何もする気力が起きないときには、この歩くリズムを体の中に取り入れておくと「なにクソ負けるものか!」大地を踏みしめる感覚がきっと役に立ちます。
帰りがけ
理事長先生から
夕方のニュースで
長野あけぼの幼稚園の
〝和太鼓の密着取材〟が
放送されることを
お聞きしました
楽しみに観てみると
あの子も、この子も
知ってる~!と
大興奮してしました♪
感動したなぁ~
いつも、和太鼓の先生とは
すれ違いで
お目にかかりたいと思っていましたが
画面を通して
お会いできて
今日は、良き日になりました
2021/03/02
こんばんは
はらやまです
先日、INCテレビの取材が
ありました
〝わらべうた講座〟のことが
2月の平日深夜0:15~
毎日15分間 放送されます
参加された方は
是非、ご覧下さいね
(放送開始は明日からですので、私もまだみてません(..;)どうしよう~)
MUSIC of 信州のtwitterより
2月見どころ 古くから伝わるわらべうたを取り入れた元保育士による子育て講座に密着!〝歌あそび〟を通して子どもの表現力を育てるとともに、成長のために大切な親子のスキンシップを深めます。可愛らしい子どもたちの表情にも癒やされますよ!放送は平日深夜0:15~ほか
こんばんは
はらやまです
『せっせっせーのよいよいよい
おてらのおしょさんが
かぼちゃのたねをまきました
めがでて ふくらんで
はながさいたら
かれちゃって
ニンポウつかってそらとんで
とうきょうタワーにぶつかって
すかいツリーにぶつかって
かみなりごろごろジャンケンポン』
このわらべうたを
皆さん一度はどこかで
聞いたことがあるかと
思いますが
あれ?
ちょっと歌詞がちがうぞ
と首をかしげて
いませんか
1966年ころ民族音楽学者
小泉文男先生は
この『カボチャの種』という
わらべうたを
東京の利根川流域で
発見したそうです
そのときは
『……めがでてふくらんで
はながさいたら
ジャンケンポン』で
終わりの唄でしたが
平成になって
東京タワーとニンポウと
スカイツリーが加わりました
*
わらべうたは
例えば〝嵐〟のデビュー曲
A・RA・SHIを
菊地風磨くん(Sexy Zone)の
お父さんが作詞した
というように
作者が明確ではないのです
わらべうたの特徴は
いつ誰が作ったのかわからない
自然発生的な歌が
江戸時代だったら
参勤交代のとき
昭和だったら転校などで
全国各地に広まり
地域の言い回しやアクセント
リズム感が影響し
変化して現代に伝承されて
きています
赤ちゃん向けのわらべうた
だったら、きっと
大人が愛するわが子の成長を
願い作詞した
動作の伴う歌ですし
園児~学童期のわらべうたは
子ども達が楽しみながら
わかりやすい意味に歌詞を替え
アメーバーのように変化し
伝承してきた
遊び歌なのです
*
「子どものあそびうた
わらべうたは生きている」
という著書のなかで
小泉文男先生は次のように
仰っています
私はこの言葉がジーンとくるので
当ブログでも
なんども使わせて頂きましたが
再び、ご紹介します
子ども達が
きゃーきゃーと遊んでいる
平和な声が
聴こえてくるようです
未来に残してあげたいもの
それは〝わらべうた〟です!
2021/01/29
こんばんは
はらやまです
今日は長野あけぼの幼稚園で
わらべうたの時間がありました
昨日が〝大寒〟!
本当に今年の長野は
寒~いです
コロナ禍のなかで
マスクをして
エアーおちゃらかを
とても上手にやってくれました
一週間ですごく上達していたので
驚いたわたしは
「練習したんですか?」と
先生に尋ねると
「子ども達が、自主的に練習していました」
とのこと
すごいなぁ~
おちゃらかが連続していくと
子ども達や保育者の
呼吸が一体化して
なんて、表現してよいので
しょうか~
見事です!
こころ・からだ・魂が
一つになって
エネルギーを発している
感じです
やあ~
幸せでした
ほんとにありがとうございました
小学校に行っても
休み時間や生活科の時間に
〝わらべうた〟で遊んで
欲しいと
心から願います
人は、生身の身体を
ぶつけての遊びを体験しないと
他人の痛みがわかったり
社会で起きていることと
自分とを関連づけて
考えたりする能力が
育たないといわれていますから…
帰りに事務室に寄ると
事務の先生が
「年少さん、たのしかった~って
お部屋に帰ってきましたよ」
って、おしえてくれました
コロナのおかげ?せいで
わらべうたを
制限している部分がありますが
頭をひねって
与えられた環境のなかで
出来る限り
実践しております
今日も、お荷物を運んでくれて
ありがとね~
小学校へ行っちゃうんだね~
さみしくなったり
嫌なことがあったら
わらべうたで笑いながら
楽しく遊んだことを
思いだして下さいね
応援してるよ~
2021/01/21
こんばんは
はらやまです
先週と今週は
古牧と長野の〝あけぼの幼稚園〟で
わらべうたの時間が
連続してありました
未就園児のアッピーちゃんでも
初めてのわらべうたを行いました
コロナ禍が一向に
収まらず
怯える毎日ですが
未来を託す子ども達の育ちは
待ってくれません
友達と手を繋いだり
押しくらまんじゅうしたり
鬼ごっこしたり
生身の身体と身体の触れ合いが
私たちの基礎をつくります
中年以降になって
まぶたを閉じると
懐かしく思いだす
幼い頃の遊び
出来るだけ現状の許す限りで
わらべうたを楽しむ工夫を
していますが
やっぱり子どもの喜びの表情は
例年と違います
いつもだったら
子ども達に〝わらべうた〟を
手渡すと
(わかりにくい表現ですが
わらべうたを伝承する人が
よく使う表現です)
瞳がキラキラして
うふふと、笑いが生まれ
皆が満面の笑みになります
コロナで
ストップしている遊びは
「なべなべそこぬけ」「かごめかごめ」「通りゃんせ」「あぶくたった」「ひらいたひらいた」「川のきしのみずぐるま」「おちゃをのみにきてください」手を繋ぐ遊びをやめています
コロナが早く収束して
音楽に包まれた空間の中で
思い切り身体を動かし
集団遊びを楽しんで欲しいと
願っています
2021/01/19
こんばんは
はらやまです ^^
新年明けまして
おめでとうございます
まず、新たな年に私のすべき事は
〝わらべうたの目標!〟でしたが
昨日は、嵐について
書いてしまいました(_ _)m
気を引きしめて
書きたいと思います
いきなりですが
少年隊の歌
「日本よいとこ摩訶不思議」を
ご存知ですか?
私は知らなかったんですが
嵐にしやがれ
最終回4時間スペシャル
でやっていて
おお!
なんだよ~
わらべうたじゃんよ~
と、ビックリしました
ご紹介します
リズムやテンポは
わらべうたとちがって
違和感がありますが
嵐のメンバーも
ジャニーズジュニアの頃
たくさん踊ったと懐かしんでいましたし
若い人達に伝えて
未来で遊んでもらうためには
大変ありがたい楽曲です
わらべうたを歴史的産物に
しないためにね~
わらべうたやらなくちゃ!
コロナに負けずやらなくちゃ!
1月のあけぼの幼稚園では
年長さん「おちゃらかホイ」を
やりましょうね~
はい、もちろんソーシャルディスタンスの
〝エアーおちゃらか〟です
せっせっせのよいよいよい
で始まりますよ~♪
街の路地や
神社の境内、空き地などで
ほぼ毎日、自然発生的に
わらべうたを遊んだ世代は
55歳より上といわれています
少年隊~嵐、世代は
幼稚園や保育園で
先生に教えられて
少しだけ遊んだに違いありません
でも、「昔やったよね~」と
いわれると
本当にうれしいです
わらべうたの教育的効果は
松本大学の安藤江里先生の
論文をご覧下さい
先生から講習会の
ご依頼があり
私も、論文の後ろのほうに
載っております
論文はこちら↓
こんばんは
はらやまです
今日は、古牧あけぼの幼稚園で
〝わらべうたの時間〟が
ありました
10:15~年長組
10:50~年少組
10:25~年長組
でした
年長さんは〝おちゃらか〟がとても上手にできましたね。離れたままお手合わせをしての〝おちゃらか〟でした。前回、全体として軽く練習しただけで、今日、友達と向かい合うのは初。コロナ対策として苦し紛れに考えた〝エアーお手合わせ〟ですが、果たしてできるかどうか?冒険でしたが、本当に、見事にやってくれて 思わず歓声を上げてしまいました。古くから伝わる〝わらべうた〟が、ウィズコロナにより〝エアーおちゃらか〟に生まれ変わったのです。予想外に素晴らしかったので、担任の先生に「練習しましたか?」と尋ねると〝練習しなかった〟と言うのです。
練習しなくて、前回、ちょこっと最後に説明した〝おちゃらか〟を9割くらいの子どもができてしまうなんて本当に想定外でした。 そういったことも歓びですが、他にも私だけの歓びもありました。年少の頃からやってきた〝いもにめがでて〟〝いもむしごろごろ〟〝だるまさん〟などの手遊びメドレーが始まると、子ども達がニコッと笑うのです。〝これ、知ってる知ってる~〟とおそらく感じているのでしょう。何回もくり返しやってきた 体の中に入り込んでいる〝日本の文化わらべうた〟を感じて笑っているな、と私にとって極上の歓びです。また、手を繋ぐわらべうたを解禁していないので、わらべうたの特徴である〝まあるくな~れ〟で輪になることができません。そこで考えたのは〝いもむしごろごろ〟の一歩一歩の移動で隊形変化して円になることです。これも予想通りにとても上手にできました。遊びながら他者を感じ仲間意識を育むには輪になって向かい合うことが一番です。
年少さんは、今日から、横に移動する〝いもむしごろごろ〟を解禁しました。ソーシャルディスタンスをとりながらの、一歩一歩の横移動は予想以上にとてもうまく出来ました。4日前の16日に〝いもむしごろごろ〟を年中組で前後に試してみました。すると、くり返すごとに歩幅が大きくなってしまい、リズムを体で感じる目的と離れてしまうため、従来の横移動を行いました。すると年少さんでもとても上手にやってくれました。楽しんでいる様子もみられワクワクする瞬間でした。
2020/11/20
こんばんは
はらやまです
本日、古牧あけぼの幼稚園で
わらべうたの時間がありました
うぐいす(年中)→
ひばり・ちどり(年少)→
かなりや(年中)
の順番でした
わらべうたの研究をされている
松本大学の安藤先生が
3回目の
見学に来てくださいました
終了後、安藤先生から
ご意見をお伺いすることも
ここのところ、楽しみとなっております
さて、コロナ禍のなかで
どんなふうにわらべうたを
カリキュラムとして
やっているのかについて
記録しなければいけません
数多もある
わらべうたを各年齢クラスに
伝える時に考えること
それは
〝わらべうたって何ですか?
どういうアピールするんですか?〟
と探って(わらべうたに聞いて)
何かのピースをはめると
その年少・年中・年長クラスが
〝とても生き生きする〟
〝育ちに貢献しているな〟
そういうことを
くり返しています
(実は、この言い回し back namber ボーカル 清水依与吏さんが先日、SONGSで作詞をするときに気をつけていることで話していたことをちょっとパクリました。〝わらべうた〟と同じだな、と思ったのでちゃっかり拝借してしまいました、スミマセン<(_ _)>)
特に、このコロナ禍で
ソーシャルディスタンスを
とりながらの
〝わらべうた!〟
どうやって遊ぼうか?と
頭をひねりました
前回8月
〝わらべうたはソーシャルディスタンス〟を
とったとしても
充分、楽しく遊べることが
わかりました
手遊び・体遊び・歌の力
わらべうたには、もともと子どもがうまく育つような、さまざまな特徴があります。あの手この手でアプローチしてくれます。
コロナ禍で、友達と手をつなぐこと、なべなべそこぬけや押しくらまんじゅうなど、わらべうたができなくても、そんなときは歌の力の出番です。歌はわたしたちの体の一番深いところ、海馬というところに到達するといわれ海馬というのは記憶力を司るところですから、非常に影響力がありますし、皆で声を一つにして歌うことで、わたしたちの体にあらかじめプログラムされている2拍子のリズムに働きかけ、子どもや保育者を癒やし愉快な気持ちに誘ってくれます。手遊び・体遊びで日本の原初的な歌やことばにふれながらリズムを刻むと、ゆうぎ室という一つの空間で気持ちが揃い、一緒にいたという仲間としての感情が育まれ、よって仲間意識・帰属意識などが育ちます。
大脳を刺激する遊び
諏訪東京理科大学の篠原菊紀先生の研究で、昔遊び、伝承遊びがコミュニケーションを円滑に行う前頭葉を刺激することがわかりました。本来、年中・年長クラスになると、運動的なわらべうたが多くなり、運動機能や社会性を育む集団遊びをたくさん行い、群れて遊ぶことの 育ちを目指しますが、新型コロナ対策のなかで自粛せざるを得ません。しかし、わらべうたには他にも驚くほどの育ちを促す遊びがあるのです。
本日行った内容(コロナ禍)
2020/11/16
こんばんは
はらやまです
今日は
古牧あけぼの幼稚園で
今年度最初の
〝わらべうたの時間〟を行いました
先週は長野あけぼの幼稚園で
スタートし
いよいよ今年も
子ども達とわらべうたが
始まりました
世の教育界を苦しめている
新型コロナ…
けれど、子ども達は
そんな逆風など
意に介しません
満面に笑みを浮かべて
元気いっぱいです
ひと山越えて ふた山越えて~♪
と、先週もブログに書きましたが
み山のタヌキさんは
日本のわらべうたという
原初的な音楽を
子ども達に教えてくれます
手遊びの仕草が
まだうまく出来ない年少さんが
流れの中で
自ら体を左右に動かし
心地よさそうに
リズムを全身で感じている
そんな、瞬間を見たときには
わらべうたの力を
感じないわけにはいきません
子どもが喜ぶ
わらべうたのリズム性は
日本人という民族の
私たちの体にあらかじめ
プログラムされているものです
歌い楽しむわらべうたは
子どもの言葉と心を育て
仲間との絆を深めます
現代の子育ては
大変差し迫った状態にあります
私たちには
これからの世代の人が
より快適に生きていける
手助けをする役目があるわけです
わらべうたの教育的効果は
語ると長くなりますが
幼児期に育成されるべき
健全な精神のために
大変役立つ遊びです
〝わらべうたを信じて
わらべうたを信じた自分を信じて〟
今年度も 懸命にやりたいと
思います
どうぞ宜しくお願いいたします
2020/07/20
こんばんは
はらやまです
新型コロナのある世界で暮らしていかなければいけない覚悟をつきつけられた今、ソーシャルディスタンスを念頭においての保育(教育)は、どのようにやっていったら良いのか?…
テレビで専門家が仰っていました。いのち、経済、教育に目を向けながら、ウイルスと闘わなければいけない。本当に、教育を忘れてはいけないわけです。
今日は1ヶ月遅れで、あけぼの幼稚園での〝わらべうた〟の時間がスタートしました。
社会性の発達から見ると、幼稚園の生活は、乳幼児期の遊びから、集団遊びへと移行してゆく大切な段階です。新型コロナにより、マスク一つをとっても友達の表情がわからなくて、今まででは考えられない、コミュニケーションの発達にとっての不利な状況となっております。
しかし、人はたくましいものです。与えられた状況のなかで、何とか工夫し、最良の生活様式を身に付けていくものだと信じております。〝粘り強くてしぶとい雑草のように〟自然界を生きていくたくましさを持っているのが人間だと思うわけです。
さて、今日の〝わらべうたの時間〟は、長野あけぼの幼稚園からスタートしました。
年少さんから、年長さんまで、全園児のみなさんと、ソーシャルディスタンスをとりながら、〝音楽あそび〟として『わらべうた』を遊びました。(手をつないだり、お手合わせ、鬼ごっこができないので…)
基礎的な音楽、いわゆる幼い子どもの中にある音楽は、音楽単独ではなく、必ず動きと言葉がともないついてくる(カール・オルフ)。なるほど、去年、松本大学の安藤教授が仰っておりました。動きと言葉を大切に『音楽は子どもにとって遊びそのもの』と、背筋を引き締め望みました。
日頃、時間的な制約があり、やりたいと思っていてできなかった、わらべうたの絵本の読み聞かせや、〝ひと山越えて〟のわらべうた、足ジャンケンや、手遊びを丁寧にやることが出来たのは、思わぬ収穫でした。
『ひとやまこえて ふたやまこえて みやまのタヌキさん』と、自分の拳を一つ一つなでながら、こんなところに骨があるのか?と知って自分を発見をする。
個々の楽器や道具がしばらく使えない今、木の実や木の枝もムリなら、手足を打ち、床、壁をならしてつくる合奏(クイーン?の様、笑)、口笛のウグイス、鳥のさえずりのバードコール、波の音のオーシャンドラムを披露しましょう♪ 子どもにとって音楽は遊びそのもの。母国語の音楽をわらべうたが教えてくれます。
大きなシフォン布で、風を感じて欲しかった。 目を閉じ、まだ見ぬ南国の波を感じて欲しかった。本物そっくりの籠に入った蛍の点滅を見て何かを感じて欲しかった。森のなかの鳥のさえずりをバードコールで想像して欲しかった。わたしたちの遠い祖先は、アフリカの森を出て平原で暮らすようになった。遺伝子にある遠い昔の記憶が、もしかして全身のあらゆる感覚を通して蘇るかもしれない。(大げさでスミマセン、笑)。子どもの内なる感性が、音、音楽によって呼び覚まされ揺さぶられているにちがいない。子どもの成長発達のエネルギー源になる〝音楽あそび〟であるのです。
「また、あえたねー」
と子どもがいった
「やっと、お会いできました」
と先生がいった
しかけ絵本の『かぜ ビューン』で
みんなが笑う
遊びの共同体は
遊びが終わった後も
一緒にいたという仲間としての
感情が持続し育まれる
次回は
「この前、いっしょに遊んだねー」
という感情で
子ども達に会いたいと思いました
2020/07/06
【おすすめの記事】
こんばんは
はらやまです
今日は、長野あけぼの幼稚園で
今年度最後のわらべうたの時間が
ありました
年長さんとの時間では
胸がジーンとする場面もあり
とにかく感動的でした
年長さんは
4月から小学校に入ります
南部小学校・緑ヶ丘小学校・鍋屋田小学校
附属小学校などそれぞれの
小学校に分かれますが
長い人生、ずっと応援していることを
伝えると
目頭を押さえる女の子もあって
本当に感慨深いものが
ありました
約束の〝ほーたるこい〟は
大変盛り上がりましたね
わらべうたの
役交代遊びですが
日本的な歌のリズムにのって
ルール感覚が身につきます
役を渡されたら
歌が終わるまでにその役を誰かに渡し
その子のいた場所に座る
渡された子は役を演じるという
そのような小学校以前に
やっておくべきルール感覚が
身につきます
楽しく遊びながら
二拍子のリズムとともに
学べるところが
わらべうたの魅力となっています
帰りには私の荷物を取り合いになって
職員室まで運んでくれました
ジャンバーまでも
ボールペンまでも運んで頂き
うるうる…感動です
年長さんは〝はないちもんめ〟が大変盛り上がったので、感情喚起的な面をとことんやってみようかな?とも考えましたが「まだ続けようか?違うわらべうたにする?」と子ども達の気持ちを聞いてみると、負けているグループの女の子が「ちがうのにする!」と即答しました。たぶん悔しかったのだと思います。次から次とジャンケンに負けて人数が激変してしまったものですからね。グループを自分のこととして考えるリーダー的な気持ちが育っている場面だと思います。本来わらべうたは自由です。「いれて」「いいよ」「ぬけた」など自由意思によるものです。「うれしい」「楽しい」「恐い」「悔しい」などの感情体験や「充実感」「達成感」「挫折感」「葛藤」などが経験できる格好の遊びです。現代は、集団遊びの機会がとても少なくなっています。集団遊びによる社会性の育ちは、取り戻さなければいけない最重要課題だと考えます。
2020/03/06 はらやま
こんばんは
はらやまです
今日は、まず古牧からスタートでした
年少さん4クラスという
大変人数の多いわらべうた
でしたが…
やはり!わらべうたの力は
すごいですね
これだけの人数を
日本の原初的な音楽が
秩序づけて
遊ばせてくれるのですから
歌〟が
遊びを盛り上げ最後まで
ナビゲートしてくれます
歌にそって遊んでいけば
終わりまで連れて行ってくれる
のですから
よく出来ています
リズムは子ども達の
心臓の鼓動に働きかけ
秩序を刻みます
円になることも
〝まーるくなーれ〟と
くり返し歌うだけで
あっというまにできてしまいます
前回、年少さんで
ずいずいずっころばしの
〝手を筒にする動作〟が
上手く出来ないことを
知りました
今の生活の中でやる機会が
ないということです
そこで、今回から
〝一人ずいずいずっころばし〟を
練習していくことにしました
リズムを体で覚えたり
歌の拍を体で感じとる
ことは、手拍子だけでなく
ずいずいずっころばしの
仕草でもできるわけです
よりさまざまな体験を
わらべうたは用意してくれて
います
その後、古牧から長野に移動して
やはり年少2クラスの
わらべうたをしました
立てに落ちるリズムや横に流れるリズムを
体をつかって楽しみました
どちらも
鬼ごっこで泣いた子どもさんが
一人ずついましたが
次の遊びに入ると
表情はもとに戻り
何事もなかったかのように
遊んでいました
子ども達は日本の子育て文化である
わらべうたを歌いながら
人と関わる面白さを体験し
人間的に成長してゆきます
今日も、
うれしい・楽しい・怖い・驚き・喜び
など、共感するという
体験ができていました
その体験のなかで
たくさん笑い
まず、自分を好きになり
人を好きになって
社会を生き抜く力をつけていって
ほしいと思います
2020/02/04 はらやま