古牧あけぼの幼稚園でわらべうたの時間がありました

年長組

おはようございます
はらやまです
今週は、古牧あけぼの幼稚園と
長野あけぼの幼稚園で
〝わらべうたの時間〟を行いました
進級して間もない
年少さんは、集団生活に
入って2ヶ月に満たないので
さて、どんなふうになるのだろう?
と、楽しみ半分、緊張半分でしたが
やっぱり〝わらべうた〟の
力はすごいなと思いました
私の心配をよそに
しっかり仕事をしてくれました
子ども達の状況に合わせ
楽しませながら
確実に育成のアプローチを
してくれるのですから
感服いたしました
本当に 頼れる遊びであり
教材なのです
年長組

年少組

年中組

長野あけぼの幼稚園でわらべうたの時間がありました

年長組

年少組

年中組

過去ブログに掲載した「わらべうたを伝承する意義」が新年度スタートにあたり、改めて思い起こされます
【2025年4月5日のブログより】
今日、読んだのは
『子どものまま 中年化する 若者たち』
鍋田恭孝 著
精神科の先生が書いた本です
【本を読んで〝わらべうたの意義〟について再確認したこと】
【身体機能の低下】
↳(本文より)若い世代が変りつつあるなかの一つに、身体機能の低下が指摘されている。体格は伸びているけれど基礎体力が落ちているというのだ。子どもたちの活動量は変化し、基礎代謝量が低下傾向にある。背筋力などは、ものを持ち運ぶとき必要な筋肉だけれど、すべての年齢でこの力が低下し続けているという。家事や仕事を子ども達が手伝わなくなって、重いものを運ばなくなったことと関係しているかもしれない。
↳(本文より)ますます、子どもたちは、動かなくなり、筋力を落とし、身体の基本的な機能である血圧調節能力までも低下させている可能性が高い。低体温の子が増えていることは以前から指摘されている。子ども達の裸眼視力も落ちていると言われている。また、若者の食べる量が数年前に比べると、約3分の2に減ったという意見もある。これらの報告から、恒温動物としての、あるいは哺乳動物としてのさまざまな能力を失いつつあるのではないかと危惧される。身体的な変化が進んでいることは確からしい。原因は、外遊びをしなくなり、テレビゲームづけになっている子どもの姿を思い浮かべるだろう。それは、子どもの描く絵にも表れていて、6年生に「家・木・人」を描いてもらうと、最近の子どもたちの絵は物語性も、自然との共生感もなく、全体のバランスもすごく悪くなっている。都会の子どもも地方の子も違いがないというのである。
【コミュニケーション能力の低下】
↳多様な人々との多様な状況での付き合いが消えたことが、コミュニケーション脳力の低下にも関係しているだろう。対人能力は群れることで磨かれる。幼少期から、家族を含む群れ体験を通じて、対人関係やコミュニケーション脳力を鍛えられなかったことが影響している可能性がある。そして、自由な空間で競って走り回るような環境の喪失が、身体的な筋力の低下にも関係しているだろう。子どもたちや若者は、動かず、群れず、欲しがらず、選べず、身体機能も低下させてきている。群れないことが、若者から、群れて生きる哺乳類に必要なものを失わせているような気もする。
【親は子どもをどのように育てればよいのか】
↳群れ社会が消えたため、家庭の養育環境がそのまま若者の生き方に影響する。孤立した育児は不安が伴いやすい。子育て支援や母親教育なども効果があるかもしれない。基本的な性格・生き方(ライフスタイルといっても良い)は、10歳ごろまでにある程度固まる。一般に子ども達は、10歳ごろから急速に大人の脳に変化しはじめるからだ。
私は、幼稚園や保育園で
集団で遊ぶわらべうたや
公民館で
親子で触れ合って遊ぶ
わらべうたの伝承(子育て支援)をしています
赤字の箇所は
わらべうたを伝承する
意義になるなぁと
背筋を伸ばしました
そういえば、小学校のとき
バケツを持って
廊下に立たされたことがあったっけ
実は、あれは
体力づくりであり、身体機能の強化
心を強くする修行だったんですね、笑
*
今日の保育で感じたことは
わらべうたは
見て、まねをして、覚えて
集団で遊ぶという
特徴を持っています
これは、人と触れ合って遊ぶ
という大事なことの他に
「あーやります、こーやります」の
説明はほとんどなくて
主体的に技をマネして習得するという
人生を主体的に生きる力に繋がる
とても大切な力をつける遊び
なのだということです
年長児になると
くり返し遊んでいくうちに
型にはまった遊びを
面白くしようという気持が
うまれてきます
創意工夫しながら
より楽しめるように変化させ
遊び込んでいくのです
社会に出て
指示待ちでしか動けない人を
減らす教育とは
例えば、こんなわらべうたの遊びに
あるのかもしれません
2025/05/23