NO.1539 わらべうたの教育力とは?「おちゃをのみにきてください」をモンテッソーリの考えに当てはめてみると~

コーヒーだけれど「お茶しにいこう」とスタバへ

日本では、「お茶しよう」などというときの“お茶”は、紅茶でもコーヒーでも日本茶でもOK
日本では、「お茶しよう」などというときの“お茶”は、紅茶でもコーヒーでも日本茶でもOK

春を感じる〝ういろう〟はお茶のお供にぴったり~

従姉妹が東急から買ってきてくれた〝ういろう〟です。もっとばえるように切るべきでした
従姉妹が東急から買ってきてくれた〝ういろう〟です。もっとばえるように切るべきでした

宮古島〝まもる君〟も美味しいですよ

普通のミルクパイだけれど、ミルクパイって2枚くらいだったら 不思議と血糖値が爆上がりしない
普通のミルクパイだけれど、ミルクパイって2枚くらいだったら 不思議と血糖値が爆上がりしない

 

 

 

おはようございます

はらやまです

 

 

子どもさんに

幼稚園・保育園で

何年もの間、くり返し

同じわらべうたを教えていると

今まで、わからなかったことが

はっきりしてくる瞬間があります

 

 

先日、モンテッソーリ教育の

「子どもは 動きながら学ぶ」

相良敦子・池田政純・則子 著

を読んでいると

 

 

わらべうたの教育ポイントが

よりはっきりしてきて

ハッとしました

 

 

わらべうたの全体を通しての

教育力は

これまでも、ブログで

触れていますが

 

 

今日は、「おちゃをのみにきてください」

について

いままで、感じていたことを

モンテッソーリの教育と

照らし合わせて

言語化できたらいいなと思います

 

 

 

 

【遊びの概要】

 

 

わらべうたに〝おちゃをのみにきてください〟という遊びがあります 

  

 

♪ おちゃをのみに

  きてください

 はい こんにちは

  いろいろおせわになりました

はい さようなら

 

 

  • 「こんにちは」「さようなら」の挨拶を、歌を通して親しみます。人とのかかわりの基本になる挨拶を遊びのなかで知り、気持ちを込めて相手と向き合う方法を身につけるのに適しています 
  • 4歳から5歳になるとクラス単位で遊ぶこともできます。もともとは大なわ跳びの歌ですが、みんなで自由に歩いた後に近くの子と向かい合って遊びます。繰り返し歌い違う相手とも遊んでいきます
  • 遊びをしながら対人関係の練習をすることができます
  • 挨拶の気持ち良さを身体に覚えさせてくれる遊びです

 

 

  *

   

  

【著書 モンテッソーリ『子どもは動きながら学ぶ』を読んで明らかになった わらべうた〝おちゃをのみにきてください〟の教育力】 

  • わらべうたは「動きながら学びとる」力を育む援助である
  • 「どう動けばよいか」を学ばなければいけないこの時期のもってこいの遊びである
  • 著書のなかで、モンテッソーリ教育の「正確にする」習慣が書かれていました。なにかのやり方を教えるときには「正確にして見せる」「正確に実行するように促す」大切さを説いています。子どもにはもともと「正確に実行する」頭の働きがあり、その「正確さ」そのものが子どもの興味をそそる段階があって、「正確にする」こと自体が努力を持続させる支えとなり「もっと正確にしよう」という自発的な行為を導くものである

 

 

 

なるほどと思いました

遊んだあと

 

 

「あれ、みんな相手の目をみてる?

目がぱちっと合うとき

気持いいでしょ

ニコニコした目でやってみて」

「おじぎをするときは

きちっとやると気持いいよ」

などと

実践的には やっていましたが

言語化されスッキリしました

 

 

わらべうたは

「あーやります こーやります」と

教えずに主体的にマネをさせる

ことをやりますが

できるようになった段階で

正確さを求めると

より子どもの興味を引き出し

発達の支えになる

ということが明確になりました

 

 

 

 

本来、わらべうたは

見てマネをしながら覚える

日本の伝統の型の教育です 

 

 

わらべうた遊びの場合

先走って

こと細かに教えるのは

違うのですが

 

 

その道のりのなかで

「正確さ」を教える段階を

忘れないことが

子どもの興味をさらに

主体的なものにすることが

スッキリと整理できました

 

 

 

 ー挨拶できっちり礼をする習慣ー

 

  •   挨拶できっちり礼をする習慣は、自分の心をコントロールすることと繋がっている。と、齋藤孝先生は数々の著書のなかで書かれています。一礼して握手をするという「礼」をとることによって、感情は沈静化する。これは、「礼」という外部のものに自分の行動をはめ込むことで、感情をコントロールしているということです。暴走する感情を、心だけでコントロールするのはとても難しい。だからこそ、決まった行動に従うことで心を整えることができる。型としての「礼」には、とても大きな価値があるとのことです。本来「礼」というのは、他の人を気遣う行為であり、心。「礼」というのは「心の型」なのだそうです

   

  • また、文化人類学の鈴木晶子教授は、〝挨拶〟は、社会の秩序を安定させるという側面をもっていて、人と人との関係性を保障していく、コミュニケーションとして重要な働きをもっている。そこに人間の思いが言葉になることで、空気を震わせ、現実世界に何らかの影響を与えることができる。そんな大切なものだと定義しています

 

  •   千田琢哉さんの著書には、私たちが人生のなかで〝終わりなき成長をしていく〟ためには『相手よりお辞儀を深くする』ことが大切だと書かれています。偉い人は、概してお辞儀が深く、下っ端は、概してお辞儀が浅い、さらに最底辺層になると、そもそもお辞儀をしない…のだそうで、この事実が社会の縮図となっている。まずは、「うわっ、この人のお辞儀は深くて美しいな」という人を見つけてマネることだ。と書かれています

  

  • 『 さようなら』→左様ならば
  • 『ごきげんよう』→どうぞ御機嫌よくあらせますように

  

 

 *

 

 

挨拶の礼儀が

『おちゃをのみにきてください』で

喜びとして

教えられたらいいなと

思って遊んでいます

 

 

 

笑顔で明るく

「よろしくね」「うん、わかったよ よろしくね」

ほんの数秒に そのメッセージがとり交わされ

気持が交信する

 

 

自分から先にあいさつをした人の徳については

申し上げるまでもありませんが

運を良くするために

多くの本で取り上げられる

定番の話題です

 

 

これを、もっとも発達がめざましい時期に

遊びで楽しみながら体験する

この〝わらべうた〟の素晴らしさは

感動ものだと思います

 

 

 *

 

 

この先100年も…200年も

大きな働きをしてくれる

〝わらべうた遊び〟です

 

 

少子化時代の教育再生

という意味でも

コミュニケーション能力が

育成できる恰好の遊びです

 

楽しくローテーションをしながら

『礼』を身につけることができ

保育に役立つ集団遊びです

 

 

子どもの皆さん

生まれてきてくれてありがとう

必ずすくすく育つよと信じて

わらべうたを

伝承させて頂いております

 

 

 2026/04/01

 

 

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