N0.1090 ぽこぺん つっつきまーすよ だーれ 「わらべうた」

このわらべうたをご存知ですか~?

 

 

こんばんは

はらやまです

 

 

今日、小川村出身

99歳の女性から

ぽこぺん

つっつきまーすよ

だあれ

 

 

の〝わらべうた〟を

教えてもらいました

 

 

わらべうたを

集めに回っているわけでは

ないときに

突然としてやってくる

その感動はすばらしいです

 

 

 

 

遊び方は

5~6人で手をつなぎ

中央で目隠しし しゃがんでいる

オニの周りを歩きます

 

 

〝ぽこぺん つっつきまーすよ

だあれ〟

で、オニになっている子の

背中をつっつきます

 

 

誰がつついたのか

うまく当たれば

「あたり~」

はずれれば

「はずれ~」

 

 

はずれたら

当たるまで

オニを続けます

 

 

かごめ かごめ と同じ遊び方

ですが

つっつくところが

違います

 

 

かごめかごめは

〝うしろの正面だーれ♪〟と

歌って座り

 

 

オニは、目隠ししていて

見えないので

後ろに座っている子どもを

気配で当てます

(第六感で当てるようなものかもしれません、笑)

 

 

なかなか当たらない場合

ヒントを出したり

声を出してもらったりして

当てます

 

 

ぽこぺん系の遊び

 

 

日本わらべうた全集で

見たことがあるので

 

 

〝ぽこぺんの類〟は

日本のあちこちに

分布していると思いますが

 

 

長野市内や諏訪市内で

聞いたことがなかったので

 

 

小川村で

遊ばれていたとは

感動でした

 

 

歩く速さについて

気になりました

 

 

〝かごめかごめ♪〟

と比較して

一歩一歩といった感じで

ゆっくり歩くそうです

 

 

そうでないと

やっぱり 歌が短いので

遊びとして成立しません

 

 

つっつくところまでが

短かすぎて

遊びの楽しさや

充実感、満足感が

得られないのです

 

 

私たちの生活のリズム・テンポは

時代とともに

早くなってきていて

 

 

「歩くような速さで」が

どのくらいの速さなのか?

人によって、時代によって、地域社会によって

違ってくるのが当然のようです

 

 

 

 

  • しかしかしかしか つのなんぼん
  • じーかいて ぽん

 

などのつっつき遊びの

わらべうた系統は

現代でも

楽しく遊べます

 

 

コミュニケーション力を

鍛える遊びとして

再認識し

後世に残してゆきたい

日本の子育て文化の一つだと

思っております

 

 

2022.4.4