NO.656 高齢化社会の介護問題を考えるとき

 

 

介護の仕事では

老人たちに

自分の思っている力の

約半分のチカラ

ふれなければなりません

それくらいでちょうどいいのです

そういう感覚を持っているか

どうか

それが重要なのです

 

 

 

何かの雑誌で

この部分を読んで

確かに

注目度は低いかもしれないが

これが〝介護センス〟というもので

ここが大事なんだよなと

思いました

 

 

 

しかし

この重要な ポイントが

周知されていないのです

 

 

 

こういうセンスというか

感覚は

子どもの頃から

友達や兄弟、家族と

体ごと触れ合って

遊ばなければ

わからない感覚だと思います

 

 

 

兄弟げんかで

強くたたかれて

くやしくて泣きながら

追いかけるという遊びがあって

体得できる感覚だと

思うわけです

 

 

 

話題の書『未来の年表』

河合雅司著では

日本の少子高齢社会に対し

政治家を始め

国民に対して

呑気な人々だと呼びかけて

います・・・

 

 【本文より ↓】

  • 残念なことに、「少子化」は止まりようがない。今後の日本社会は、子育て支援策が成果を挙げ、合計特殊出生率が多少改善したところで、出生率が増加することにはならないのである。

 

 

  • 数年後には、東京を含めた全ての自治体で人口が減る。日本が消えてなくなるかもしれないといわれているときに、一部の自治体の人口が増えただの、減っただのと一喜一憂している場合ではない。もっと、日本全体の人口減少を見据えた長期的政策を考えるべきである。

 

 


 

 

高齢化社会の介護問題を考えるとき

人材不足の他に

介護者の質もおおいに問題になる

しかし事件でも起きない限り

メディアは

人材不足は取り上げても

質までは真剣に取り上げてくれない

 

 

 

いずれ私達にもふりかかってくる

大切なポイントなんだよな、と

ひそかに

危機感を募らせています

 

 

 

トントンと身体に触って

コミュニケーションを

とる場面があったとする

強すぎても弱すぎてもいけない

心地よいチカラというものがあり

たまに場違いのチカラで触られると

せっかくのコミュニケーションが

不快となり、毎日つづけば

苦痛から恐怖、地獄へと変わる

 

 

 

自分が介護を受ける立場になって

初めてその重大さに

気付くのである

 

 

 

 いちじくにんじん深キョン歌う♪