No.305 子育ての「型」は一定のレベルまで引き上げてくれる

 

 

  • 型には日本の伝統文化を支えていく役割を果たす力が備わっています。型があることによってそれぞれの伝統文化の形もそのなかにある考え方(心)もぶれることなく次の世代へ、そしてまた次の世代へと引き継いでいくことができる。だから、型は次の世代につなぐ大きな力をもっているといえます。

  (リッツ・カールトン「型」から入る仕事術/ 高野登 著)

 

 

子育ての力を親がつけていくには、まずは手始めにこの「型」をしっかり身につけていくことが、何よりも一番と思って活動してきました。

 

 

わらべうたは子どもをより良く育てたい!という、親の願いが込められた、子育ての「型」です。

 

 

子育ての基本は、昔も今もまったく変わってないのです。

 

 

人格形成の基礎をきちんとやるということは、ベクトルは日本古来からやってきた子育て↓に立ち戻り、良いところをきちんとやり直していかなくてはいけない・・・そんなふうに思います。

 

 

それと同時に、時代にピッタリ合った子育てを探していくには、外山滋比古先生の〝ライフワークの思想”からことばを借りると、

〝うしろ向きの前進を!”ということになると思います。

「過去を手本にしながら新しいものを生んで行く。振り返りふり返りしながら前進する。

まさに・・・そういうことかなと。

わらべうたが、現代の子育てにピッタリ合うためには、振りかえるだけの「墨守」ではないーと思うんです。

 

 

いま、「1才までの母子一体の関係の時期が子どもに最低限の満足を与えていなかった」という、精神医学の専門用語「愛着障害」が問題になっています。

 

 

スマホは邪魔をしてませんか~!?

 

 

「型」のチカラ

「わらべうた」のチカラ

 

 

黙々とやり続けることで、型が身についてくる

わらべうたの会に黙々と参加することで、型が身についてくる

何度も何度もくり返して身につけていくと

あるときすべてが整って思わぬ喜びがやってくる

 

 

朝陽公民館の〝わらべうたで遊ぼう”に1~2年参加して、卒業された皆さんのなかで、そんな体験をした方が何人もいるのではないでしょうか。途中まで、消極的に参加していた子どもが、〝水を得た魚のように”わらべうたを楽しむようになってきた・・・という体験です。

 

 

どうぞ・・・そんな体験をしに毎月一回、長野市朝陽公民館の〝わらべうたで遊ぼう”にお出かけください!!

今月は5月26日(火)、10時20分頃から1時間です

 

 

 

 

 

2015年5月17日    はらやま