No.296 ブログ:わらべうたすくすく遊び:愛着形成

 

 

肌のぬくもりが欲しい乳幼児期は、

抱っこして、

なでなでして、

あやしかけたり、

笑いかけたりすることで、

心の基礎教育ができます。

 

 

 

 

それを型にしてしまったものが、

わらべうたです。

子どもをすくすく育てるための、

子育て技能というわけです。

 

 

 

 

私達人間は、

まず乳幼児のころから、

愛されたいという欲求が芽生え、

それが満たされると、

初めてそこで自分を好きになり、

そして、

次は人を愛したい気持ちになるという

順番が決まっているそうです。

 

 

 

そこで、第一のステップである、

愛されたい欲求が満たされないと、

どうなるかー

 

 

 

 

実は、

暴力事件もストーカー事件も、犯罪も、戦争も、

根源に愛の欲求が満たされない、

愛のストレス病がひき起こしていることを、

専門家が突き止めています。

 

 

 

 

えー!!

ほんとなのーー!!

と、ビックリですね。

 

 

 

 

ママやパパが愛情を与えることは、

子育ての絶対条件であり、

世界平和につながっているのです。

 

 

 

 

発達障害ではないけれど、

愛されないことは、

〝発達の障害物”になってしまいます。

 

 

 

 

先日NHKのクローズアップ現代でやっていましたが、

少年事件の背景にー

〝愛着障害”という精神障害が指摘されています。

(基本的な人間関係が築けない)

 

 

 

 

愛着とは、

親と子の間で結ばれる、

深い信頼関係のことですが、

子どもにとっての初めての人との関わりであり、

自分を無条件に守ってくれる

自分が大事な存在であることを認識できる大切な関係です。

 

 

 

 

しかし、幼少期に虐待や育児放棄などで

この愛着を形成できないと、

自分のことを大事にできなかったり、

他の人を思いやったりする想像力が育まれず、

自分の感情や行動をコントロールできなくなる、

精神疾患、愛着障害になってしまうそうです。

 

 

 

 

2013年の広島県呉市で起きた殺害事件は、

この愛着障害で怒りをコントロールできなかったことが、

影響していたとのことでした。

 

 

 

 

子どもにかける愛情が、

これほど重要なものだと、

私達大人は、

声を大にして毎日毎日、呼び掛けていかなければ、

いけないのではないでしょうか。

 

 

 

 

虐待や育児放棄までいかなくても、

愛された記憶が少なければ、

感情をコントロールできない精神状態を引き起こします。

どうぞ、

子育てに役立つ!!

愛情を伝える遊び〝わらべうた遊び”に、

お友達をさそってお出掛けください。

 

 

 

                              はらやま

 

 

戻る