「たのしかったー!」
「ぼくも、たのしかったー!」
ここは長野市東部保育園。
年長組のみなさんとわらべうたで30分遊んだ。
最後にもみじの手が
ハイタッチ。
じゃあねって!
「うん」
「じゃあね・・・」
日本語っていいなぁ~
こうした喜びが私のモチベーションになっている。
出席園児21名。
保育士2名。
体をほぐすわらべうたから始めて、
10:00~10:30
17コのわらべうたで遊ぶ。
1人も外れることなく参加できる!!
かなり・・・奇跡!
昔むかし
自分の現役時代・・・
力量もなかったが、
一斉活動で誰か外れるのは
普通にある風景だった。
なぜ?
いつもは乳幼児向けに、
触れ合い遊びを紹介しているが、
今日は〝社会性を育む集団遊びを
コミュニケーション能力の視点”から
ということで遊ばせて頂いた。
恐るべし~
わらべうた!
体を動かしながらその動きに合ったことばをうたい、
脳に刺激を与え、歌の拍が人間の鼓動に入り、
その奥のいろいろな感情と結びついて快につながった!!
そんな手ごたえを感じた!
みんなで歌うと鼓動が同期して、心が一つになる。
そして現代の子ども達が、決定的に弱いと言われる、
人と関わっていく力が育まれる。
ルールをもったもので遊び、役割を自覚してその通りに遂行しなくちゃいけないということが、訓練されること!
それは社会性を身につけるうえで、
小学校以前にやっておかなければいけない、非常に重要なものなのだ。
今月10月22日(水)に、
三重県の桑名市教育委員会主催の
わらべうた研修会で講師を務める。
園児との公開保育30分
先生方対象の
講義を含めた実技研修2時間の内容に、
今日は手ごたえを感じた。
あり余るエネルギーを燃焼しながら、
個人の誰ができて誰ができない、
というようなことがまったく問題にされない、
一つのリズムが大きなからだになっているように、
活動全体を包み流れていく。
個を全体がつねに引っ張ってくれている。
そして、個もだんだんと慣れていく・・・。
帰りがけに参加された先生が
ポツリといった。
「スピーディーで・・・驚きました!」
はい。
じつはハイテンポによる脳を鍛える教育法があります!
2014年10月10日
はらやま