NO.114 先人の考えた乳幼児期のわらべうた遊び

 

 

赤ちゃんは、生れた瞬間から母親を求めていることがわかています・・・♪

 

 

 

小林登 著「育つ育てるふれあいの育児」によると、母親の赤ちゃんに対するシグナル(合図)にはさまざまなものがあるそうです。

 

抱っこする

なでる

頬ずりする

オンブする

あやす

目をみつめる

語りかける

子守唄をうたう

イナイイナイバーをする

お乳をあげる

オムツをかえる

高い高いをする

遊ぶetc・・・

などいくらでもあります。

 

これに対して、赤ちゃんも

笑う

泣く

アーウーの喃語(なんご)でしゃべる

手足や体を動かすetc・・・

などのレスポンス(反応)をします。

 

 

 

 

これらの相互作用が、親子の信頼関係を築いていくんですが、なかでも触覚による相互作用、いわゆるスキンシップはとても大切だということはみなさんご存知のところだと思います。

 

 

 

そこで、これを歌のリズムに乗せてやってしまおう~♪というのが、少し乱暴な言い方かもしれませんが、

乳幼児期のわらべうた遊びです。

 

 

 

現代のように、スピード時代ではない時代に、子育ての知恵として発生したわらべうた遊び。

 

 

 

のんびりした時代といえども、家事がオートメーション化してないので、母親はものすごく忙しく、兄妹に子守りをさせたりと頭を悩ませたわけです。

そんななかで、どうやったら泣きやむか、すくすく育つか、笑ってくれるか…あれこれ考えながらあやしているうちに、語りかけがリズムになり、歌に変化して〝わらべうた〟になったということです。

 

おっ!これはいいぞ~

しめしめ・・・寝てくれたわぃ

隣のばあさんがやってたから真似したけど、機嫌がなおったわぃ

これをやると…いいだっちゅうなぁ

 

 

 

私の祖母は、明治30年生まれです。

生きていれば115歳。子どもの頃、お宮のブランコにのるとき「ぶ~らんこ ぶ~らんこ・・・」とうたいかけてくれました。シーソーは「ぎったん ばっこん ぎったん ばっこん」・・・

ですから、ブランコやシーソーで遊ぶときには、いつでもうたうものだと思い込んでいました。

 

ひとつ、すごいのがあります(笑)。

 

へ~んな~れ

く~そにな~れ ♪

(おならとウンチにな~れ)

 

これは、お腹が痛いときに手のひらをうごかしながらやってくれた呪文のようなものです。

治るまで延々と撫でてくれました。

不思議とこれをやってもらうと、治るんです。

痛いのが治ったとき「ばあちゃんだいすきっ!」って思いました。やってもらっている最中も、子ども心に愛されている守られているといったことを感じていました。

 

 

 

これは、おまじないであり、わらべうたなんですね。小学生のころまでやってもらってました。

手を当てて傷を治すことから、お手当するという言葉がありますが、まさに手を当てて腹に手のぬくもりをあてならが、言霊(ことだま)をかけながら、まあ・・・なんと贅沢なことでしょう。

 

 

時代が変わっても、子育てだけはオートメーション化できないんです。 手作りしなくてはいけないんですね。

 

 

こうやると、泣きやむよ・・・

こうやると、しばらくいい子にしているよ・・・

こうやると、ケラケラ笑い声をたてるよ・・・

こうやると、思考回路が入れ替わるよ・・・

 

 

これらの知恵が、先人の考えたわらべうたです。

 

 

 

 

2012年10月16日   はらやま

 

 

 じーかいてポン♪