NO.597 夏休み恐い話:大天狗先生のマル秘妖怪学入門、読んでみました

 

 

 

妖怪とは、つまり、

あやしきうえにも、さらに 

あやしきもののことであるぞ

 

 

 

という言葉で始まる

この本は

富安陽子 著

「大天狗先生の㊙妖怪学入門」

という児童図書です

 

 

 


 

≪本文より≫

  • 昔むかし夜の闇が今よりもっと深く、木立の影が今よりもっと濃かったころ、闇と影の中から生まれたものがいる。それが妖怪だ。

 

 

 

  • では、その古い書物に記された妖怪の中から、大物を一ぴき紹介しよう。出雲の国にヤマタノオロチという大蛇が住んでいた。この大蛇は、八つの頭と八つの尾を持ち、体はコケと杉の木におおわれ、目はホオズキの実のように赤かった。

 

 


 

 

名文ですね~ 

思わず引き込まれてしまいます

 

 

 

怖いもの見たさ、というのは

中高年になっても

なかなか、抜けないものです

 

 

 

  • 『妖怪授業二日目』妖怪が元気に活動できる条件は、なんだ?と天狗学校の「大天狗先生」は、集まった三びきの小天狗たちに質問した。→答えは、「妖怪が元気いっぱい活躍するために必要なものは、闇と静けさと、そして〝恐怖〟だ」と先生は答えた。

 

 

 

おオー

マジですか!…

 

 

 

夏休み~

怖い話を聞きたがる

小学校2~3年生に

ピッタリの本かもしれません

 

 

 

ユーミンの『バケツに月を映して指でまぜながら呪文唱える、妖しく立ち昇った光は楡の木をゆらし、激しく吹きすさんだ夜風はあのドアを叩く』を思い出しました。ときには、黒魔術の世界もいいかもしれませんね。  

 

 

 

 

 やなぎのしたにはおばけがうーうー

 

 

 

あまり知られてない龍神スポット