No.8 子育てスキルとして見たときのわらべうた

 

 

ー目を見る遊びー

 わらべうたには、目を見る遊びがあります。

 

だるまさんのにらめっこや、あがりめさがりめ、いないいないばあを始め、他にもまだたくさんあります。

 

 

 

 

子どもが親から愛されているというのをどこで読み取るかというと、一番は目です。

赤ちゃんは自分に対し愛情を持っているか敵意をもっているかを見分けるのは目を見て判断します。

脳生理学でもよく言われていますが、目は心の窓です。

ですから、お母さんが、赤ちゃんに話しかけるときには、目を見てあなたが好きよといった気持ちで話しかけることが大切です。

 

 

 

 昔の人は、わらべうたを小さいときに一人ひとりに真心を込めて歌ってあげていました。わらべうたは非常に巧みにできています。

 

 

 

 目を見る遊びの中の「いないいないばあ」は、そんなに悲しまないでちょうだい、ほーら出てきたでしょ、だから笑ってちょうだい、というのが基礎になっています。赤ちゃんはどこを見たいのかといえば、母親の目です。目で愛情を確認できるのですから、何度か繰り返すうちに、自分に対してやってくれる愛情の表現だと分かってきます。ですから、「いないいないばあ」を始め、目を見る遊びには、教育的な力、人間的な力、人間愛の表現というものがあるのです。

 「子育てにわらべうたを」藤田恵一著より

   

 

 

 

人間は少し閑でなければ、どのような優しさも示すことができない・・・という言葉があるように、赤ちゃんを優しく慈しみながら育てるには、忙しさは敵です。

子どもを豊かに育て、子育てのなかでママも親として育つには、ゆったりとした子育ての時間が必要不可欠です。周りの情報に惑わされず、ゆったりとした余裕のある子育てを意識的につくっていきたいですね(^_-)

 

2011.7.30   はらやま

 

 

 

 

 

 

 


 

 

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