NO.1152 何をゴールに決めて・・・ユーミン〝ノーサイド〟田坂広志著「死は存在しない」ゼロ・ポイント・フィールド感想

 

 

 

こんばんは

はらやまです

 

 

先週の日曜日

皇室日記では

(いつも、観ているわけではありませんが、たまたまつけたら)

 

 

文化功労者に選ばれたユーミンが

綺麗なお着物をきて

両陛下と会話をしていました

 

 

わあ~ユーミン

素敵~

 

 

思わず、テレビの前に駆け寄りました

 

 

そうだ!

久しぶりにユーミン 聴こう

 

 

〝ユーミン万歳〟の

DISC2をかけてみました

 

 

就職して間もない頃だっけ

職場の友達と

背の低い男の子には悪いけど

これって あるよね~と

話したのは〝♪5㎝の向こう岸〟

 

 

どのくらい経ったかな

40年過ぎてる

久しぶりに聴いてみて

こんな美しいメロディーだったかと

ため息がでた

 

 

切ないストーリーなのに

 

最初からわかってたのは♪♪♪

パンプスは履けないってこと~

 

と、とても可愛らしい音楽で始まる

 

 

天才、天才~

ユーミン 万歳

 

 

なんて、可愛いんだろう

 

 

サビになると、今度は

美しくて 悲しいじゃあないか

 

 

ララ ラララララ~

 ララ ララララララ~

 

 

う~ん

普通の話し言葉に

美しいメロディーが

乗っかっていて

本当に感動する~

 

 

神業だと思う

 

 

こんどは

〝ノーサイド〟が流れた

イントロを聴いただけですぐにわかる曲だ

 悲しい感じがする

 

 

有名な曲だけど

ラグビーって知らないんだよね

そう思っていると

 

 

次の歌詞で

うっ・・・

 

 

♪何をゴールに決めて

何を犠牲にしたの~?

 

 

老年の私にユーミンが問いかけてきた

いったい

何をゴールに決めて

何を犠牲にしてきたんだろう?

わたしの人生

 

 

子ども達が学生だった頃

もうちょっと

食事を手作りしてあげたかったな

そこ、犠牲かなあ・・・

 

 

人生と重なる歌詞があるとは

知らなかった・・・

〝ノーサイド〟 

すごすぎるよ~深い

 

 

 

 

今朝、母の夢をみて目が覚めた

 

 

ベッドから起き

「あぁ、めずらしく母の夢をみたんだ」

と思っていると

ノーサイドの歌詞が浮かんできて

 

 

昭和初期に生まれた母は

いったい〝何をゴールに決めて

何を犠牲にしたんだろう?  

 

 

認知症になる前は

退職後

長年培った助産師の経験を活かし

母乳マッサージの手技を

自分なりに確立し

助産院を開業しました

 

 

地域では〝おっぱいの神様〟などと

呼ばれ

学生も勉強にきていました

 

 

母は、輝いてみえましたし

母のようになりたいと

ひそかに思っていました

 

 

以前、押し入れから出てきた

通知表をみて

大変驚いたことがあります

10段階の成績が

ほとんど10で たまに9でした

 

 

 いよいよ食事が食べれなくなったと

介護施設から連絡が入ったのは

2週間前です

 

 

兄が連絡をくれました

 

 

 

 

6週間前に出版された

田坂広志先生の著書

「死は存在しない」

 

読んでみると

 

 

 

 

田坂広志 著「死は存在しない」

 

 

 

死後の世界は

「ゼロ・ポイント・フィールド」である

という仮説が書かれていて

 

 

喜んでいいのか 悲しんでいいのか

わかりませんが

本文には次のようにあります

 

 

  • 唯物論的科学は、世界のすべては「物質」の性質から説明できるとする立場に立つが、現代の最先端科学、特に量子科学の世界を究めていくと、そもそも、その「物質」そのものが、確固として存在するものではなく、非常に不確かな存在であることが明らかになっている。実際、我々の目の前にある世界を日常感覚で見るならば、「物質」とは、観ることも、触ることもできるものであり、目の前に明確に「存在」し、「質量」や「重量」を持ち、どこに存在しているかという意味での「位置」も明確に分かるものであるが、一方、この世界を、極微のレベル、原子よりも遙かに小さな「素粒子」のレベルで観察するならばそうした日常感覚で捉える「物質」という存在が「消えて」いく。
  • 現代の最先端科学は、この世界の本質は「物質」ではなく、「波動」であり、「エネルギー」であることを明確に示している。

 

 

とあって

 

 

  • 結論から述べるならば「現実自己」が死を迎え、消え去った後も、ゼロ・ポイント・フィールド内の「深層自己」は、残り続ける。
  • すなわち、我々の意識は「現実世界」の「現実自己」が死を迎えた後、このゼロ・ポイント・フィールド内の「深層自己」に中心を移すのである。
  • そして、フィールド内にすでに存在する様々な情報、フィールドに新たに記録される様々な情報と相互作用を続け、変化を続けていくのである。

 

と大変難しいです

 

 

 これまでの「科学」は、「死後の世界」の存在を、否定してきた。それゆえ、「死後の世界」を肯定する「宗教」とは、決して交わることがなかった。しかし、近年、最先端量子科学が、一つの興味深い「仮説」を呈示している。その「新たな仮説」は、「死後の世界」が存在する可能性を、示唆している。では、その「仮説」とは、どのようなものか、どのような科学的理論か。もし、その「仮説」が正しければ、「死後の世界」とは、どのようなものか。この「死後の世界」において、我々の「意識」は、どうなっていくのか。もし、この「仮説」が正しければ、それは、この人生を生きる我々に、何を教えるのか。もし、この「仮説」が正しければ、「科学」と「宗教」は、融合していくのか。本書は、そのメッセージを語ったものであるが、本書で述べる「最先端量子科学が示す新たな仮説」とは、「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」と呼ばれるものである。

 

 

 

 

亡くなったあと

「自己意識」は残って

変化し続けるとしても・・・

結局、「波動」や「エネルギー」になってしまうのかもしれない

と思うと

かなりショックでした

 

 

でも、私は読み進めるうちに

自我が消えていく

っていうか

無我の境地になるっていうか

とても静かな気持ちに

なっていきました 

 

 

田坂先生はこの本を

  • 「死」を直視すべきときを迎えている方々
  • 「科学」にも「宗教」にも疑問を抱かれている方々
  • 最先端量子科学の「仮説」に興味を持たれている方々
  • 人生で「不思議な体験」が起こる理由を知りたい方々
  • 肉親の「死」について切実な思いを抱かれている方々
  • 「死」についての思索を深めたい方々

に向けて書いたそうです

 

 

2022年10月30日

(今から約一か月前)

に初版の発行があり

既に4刷も発行されている

注目の書です

 

 

私がこの本を手にとったのは

かねてより

田坂広志先生に私淑して

いたからで・・・

 

 

偶然ですが

母のことを考えるのにも

重なりました

 

 

読後に〝ノーサイド〟のイントロと

歌詞が

悲しくも静かに

頭の中を 流れてきました

 

 

♪ 人々がみんなあなたを忘れても ここにいるわ

何をゴールに決めて

何を犠牲にしたの 誰も知らず

歓声よりも長く

興奮よりも速く 走ろうとしていた あなたを

少しでもわかりたいから

人々がみんな立ち去っても私 ここにいるわ

 

 

 

 2022/12/08

 

 

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