このわらべうたをご存知ですか~?
こんばんは
はらやまです
今日、小川村出身
99歳の女性から
ぽこぺん
つっつきまーすよ
だあれ
の〝わらべうた〟を
教えてもらいました
わらべうたを
集めに回っているわけでは
ないときに
突然としてやってくる
その感動はすばらしいです
*
遊び方は
5~6人で手をつなぎ
中央で目隠しし しゃがんでいる
オニの周りを歩きます
〝ぽこぺん つっつきまーすよ
だあれ〟
で、オニになっている子の
背中をつっつきます
誰がつついたのか
うまく当たれば
「あたり~」
はずれれば
「はずれ~」
はずれたら
当たるまで
オニを続けます
かごめ かごめ と同じ遊び方
ですが
つっつくところが
違います
かごめかごめは
〝うしろの正面だーれ♪〟と
歌って座り
オニは、目隠ししていて
見えないので
後ろに座っている子どもを
気配で当てます
(第六感で当てるようなものかもしれません、笑)
なかなか当たらない場合
ヒントを出したり
声を出してもらったりして
当てます
ぽこぺん系の遊びを
日本わらべうた全集で
見たことがあるので
〝ぽこぺんの類〟は
日本のあちこちに
分布していると思いますが
長野市内や諏訪市内で
聞いたことがなかったので
小川村で
遊ばれていたとは
感動でした
歩く速さについて
気になりました
〝かごめかごめ♪〟
と比較して
一歩一歩といった感じで
ゆっくり歩くそうです
そうでないと
やっぱり 歌が短いので
遊びとして成立しません
つっつくところまでが
短かすぎて
遊びの楽しさや
充実感、満足感が
得られないのです
私たちの生活のリズム・テンポは
時代とともに
早くなってきていて
「歩くような速さで」が
どのくらいの速さなのか?
人によって、時代によって、地域社会によって
違ってくるのが当然のようです
*
- しかしかしかしか つのなんぼん
- じーかいて ぽん
などのつっつき遊びの
わらべうた系統は
現代でも
楽しく遊べます
コミュニケーション力を
鍛える遊びとして
再認識し
後世に残してゆきたい
日本の子育て文化の一つだと
思っております
2022.4.4